2016年のノーベル化学賞が決まった「分子マシン」。実用化までは程遠いですが、こういう基礎研究は未来を変える可能性を秘めています。分子マシンに関するこれまでのケムステ記事を紹介します。
世界の化学者データベース
受賞者
分子機械に関連する研究者
- 藤田 誠 Makoto Fujita
- デヴィッド・レイ David A. Leigh
- ジュリアス・レベック Julius Rebek, Jr.
- 新海征治 Seiji Shinkai
- 相田 卓三 Takuzo Aida
- 原田 明 Akira Harada
インタビュー
- 第一回 人工分子マシンの合成に挑む-David Leigh教授-:人工分子モーターなど、分子機械の権威Leigh教授のインタビューです。
- 第五回 超分子デバイスの開発 – J. Fraser Stoddart教授:今回の受賞者の一人Stoddart教授のインタビューです。
分子マシンに関係する記事
- 分子機械を組み合わせてアメーバ型分子ロボットを作製
- 歯車クラッチを光と熱で制御する分子マシン
- パラジウム錯体の酸化還元反応を利用した分子モーター:受賞者の1人Feringa教授の最新研究です。
- ゾウががんになりにくい本当の理由:分子部品が分子マシンに変わる日という、最新の分子機械研究について紹介しています。
- 光照射下に繰り返し運動をおこなう分子集合体:アゾベンゼンのシスートランス異性化も分子マシンでよく使われる物性です。
- この輪っか状の分子パないの!:輪っか状の分子「カテナン」に関して紹介しています。
- 固体なのに動くシャトリング分子:シャトリング分子+MOFのうまい使い方です。
- 世界の「イケメン人工分子」① ~ 分子ボロミアンリング ~:分子ボロミアンリングは、3つの輪ががからみ合って外れなくなった構造をしています。
- 分子モーター / Molecular Motor :Feringaモーターの説明です。
- 極小の「分子ペンチ」開発:古い内容ですが、「分子ペンチ」に関する記事。
関連書籍
[amazonjs asin=”3540413820″ locale=”JP” title=”Molecular Machines and Motors (Structure and Bonding)”]受賞者全員が編集に関わっている。
[amazonjs asin=”3540285016″ locale=”JP” title=”Molecular Machines (Topics in Current Chemistry)”]Stoddart教授とSauvage教授が一部チャプターを執筆
[amazonjs asin=”B00S16SSOA” locale=”JP” title=”Beauty in Chemistry: Artistry in the Creation of New Molecules: 323 (Topics in Current Chemistry)”]Stoddart教授とSauvage教授が一部チャプターを執筆
[amazonjs asin=”B00RZIY53I” locale=”JP” title=”Molecular Machines and Motors: Recent Advances and Perspectives (Topics in Current Chemistry)”]分子マシンやモーターに関連する最新の書籍
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