[スポンサーリンク]

ケムステまとめ

化学業界と就職活動

[スポンサーリンク]

学生たちにとっては人生の一大イベントとも言える「就職活動」。ケムステスタッフも様々な観点からコラムを提供していますので、まとめて提供します。

ケムステスタッフの就職体験記

syukatsu

 

スタッフの中には大学院生の方も多くいらっしゃいます。それぞれ悩み苦しみ、また時には楽しみながら就職活動に取り組んでいます。特に化学系の就活に特化して語られるリアリティのある情報は、思いの外多くないように思います。皆さんの参考になれば幸いです。

指導側・採用側の視点あれこれ

syukatsu1

 

こちらは逆に、企業やアカデミックサイドから捉えた就活模様についての見解・コラムです。実にいろいろな見方が出来ると思います。今後就活をされる学生さんは、あまりに凝り固まったとらえ方をしないようにすることをおすすめしたく思います。

就職を準備し、体験しよう

map_biotechbay_small_2012

就活絡みの情報だけでもちまたには沢山あふれており、渦中の学生はどうやって処理すべきか分からないほどです。自分の希望を考えて、何が必要かを見極めて行く必要があります。

企業へのインターンシップや見学会、業界紙なんかは特化型情報を知るのに打って付けです。 必要な資格なども考えておくと良いでしょう。

化学系企業の仕事について学ぼう!

topchem_company

 

化学系企業と一言で言っても、もの凄く沢山の会社があります。そもそもどんな会社があって、それぞれどんなことをしているのか、皆さんご存じでしょうか?各企業が提供している優れた成果、企業戦略などを端的に学べる記事をまとめてご紹介します。

化学と研究を支えるお仕事

 

URA

最近ではリサーチアドミニストレーター(URA)という職業が開かれています。企業や大学、研究所などの高等教育研究機関において、研究面から経営・運営に関与する高度研究管理職のことです。端的には指揮役のトップ研究者が研究に専念できるようサポートしたり、グラント取得戦略を考えるための情報リサーチをする職業、といえば良いでしょうか。

単なる秘書業務ではなく、研究経験が無いと取り組むことが困難な内容を多々行うため、高学歴の修士号・博士号取得者が採用される傾向にあります。一通り研究は学んだものの、それとは別の形で研究現場に関わりたい・・・と考える方は、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょう。

また、科学を市井に伝える科学コミュニケーターも、もろもろの社会潮流を眺めると、今後一層の需要が生じる職種と思われます。興味のある方は、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか。

面接・転職・仕事エッセイ

理系の就活事情を知る書籍

[amazonjs asin=”4621088580″ locale=”JP” title=”理系のための就活ガイド”]

本書では理系だけに焦点を当て、理系業界の説明から院生ならではの武器、研究概要の書き方などが記してあります。よい研究概要の書き方や、専門用語の扱い方が述べられており、理系就活に活用できる内容が多く含まれています。

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 研究費・奨学金の獲得とプロポーザルについて学ぼう!
  2. SciFinder Future Leaders プログラム体験…
  3. チャート式実験器具選択ガイド:洗浄ブラシ・攪拌子編
  4. 分子マシンー2016年ノーベル化学賞より
  5. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」シリーズ
  6. 有機合成テクニック集[ケムステ版]
  7. 危険物取扱者:記事まとめ
  8. 論文執筆ABC

注目情報

ピックアップ記事

  1. MAC試薬 MAC Reagent
  2. 有機反応を俯瞰する ーヘテロ環合成: C—X 結合で切る
  3. リチウム金属電池の寿命を短くしている原因を研究者が突き止める
  4. 塩化ラジウム223
  5. ラボからのスケールアップ再現性手法【終了】
  6. [5+1]環化戦略による触媒的置換シクロヘキサン合成
  7. 「文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり」シリーズ
  8. 【産総研・触媒化学融合研究センター】新卒・既卒採用情報
  9. 水素製造に太陽光エネルギーを活用 -エタノールから水素を獲得し水素ガスを発生する有機化合物を開発-
  10. マテリアルズ・インフォマティクスで用いられる統計[超入門]-研究者が0から始めるデータの見方・考え方-

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2015年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目情報

最新記事

創薬懇話会2025 in 大津

日時2025年6月19日(木)~6月20日(金)宿泊型セミナー会場ホテル…

理研の研究者が考える未来のバイオ技術とは?

bergです。昨今、環境問題や資源問題の関心の高まりから人工酵素や微生物を利用した化学合成やバイオテ…

水を含み湿度に応答するラメラ構造ポリマー材料の開発

第651回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院工学研究科(大内研究室)の堀池優貴 さんにお願い…

第57回有機金属若手の会 夏の学校

案内:今年度も、有機金属若手の会夏の学校を2泊3日の合宿形式で開催します。有機金…

高用量ビタミンB12がALSに治療効果を発揮する。しかし流通問題も。

2024年11月20日、エーザイ株式会社は、筋萎縮性側索硬化症用剤「ロゼバラミン…

第23回次世代を担う有機化学シンポジウム

「若手研究者が口頭発表する機会や自由闊達にディスカッションする場を増やし、若手の研究活動をエンカレッ…

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

持続可能な社会の実現に向けて、太陽電池は太陽光発電における中心的な要素として注目…

有機合成化学協会誌2025年3月号:チェーンウォーキング・カルコゲン結合・有機電解反応・ロタキサン・配位重合

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年3月号がオンラインで公開されています!…

CIPイノベーション共創プログラム「未来の医療を支えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第105春季年会(2025)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「未来の医療…

OIST Science Challenge 2025 に参加しました

2025年3月15日から22日にかけて沖縄科学技術大学院大学 (OIST) にて開催された Scie…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー