[スポンサーリンク]

ケムステまとめ

世界を股にかける「国際学会/交流会 体験記」

[スポンサーリンク]

あの国はどんな国?学会とプライベートな旅行とでは、また違った顔を見せたりもします。

アカデミック研究者の特権ともいえる国際学会・交流会への参加、これまでの記録を集めてみました。応募・参加・旅程を考えておられる皆さん、是非参考としてお役立てくださいませ。

 

ゴードン会議に参加して:ボストン周辺滞在記 PartI PartII

6月中旬にアメリカ東海岸で行われたゴードン会議(Gordon Research Conferences: GRC)に参加しました。

ノーベル週間にスウェーデンへ!若手セミナー「SIYSS」に行こう!

SIYSS_0

未来の優れた科学者育成、科学の裾野をさらに広げることを目的に、若手・学生向けにイベントが開催されています。

国際科学技術財団がサポートするストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS)もその一つ。全国から毎年2名が選抜され、ノーベル賞授賞式・晩餐会に参列、世界各国の同世代の仲間たちと議論し交流できるという、またとない機会です。過去のSIYSS参加者から、ケムステ宛に参加体験記を寄稿頂くことができました。

 

アルメニア初の化学系国際学会に行ってきた!  

armchemfront2013_logo

『『いったいどこにある国なんだよそれは?』な小国アルメニアですが、美人も多く、物価も安い!素朴でのどかな雰囲気の良い国です。

そんななかで行われた国を挙げての国際学会ArmChemFront2013、初回とあってスピーカー陣も歓待も想像以上に破格!大変満足できた学会でした。今後も継続していただきたいところ。雰囲気を3部作でお届けします。

 

 SciFinder Future Leaders in Chemistry参加のススメ

scifinder

このプログラムを簡単にいえば、夏休みにお小遣い1000ドルもらえて無料でアメリカに行けて、なおかつACS meeting(アメリカ化学会年会)に参加できてしまうというもの。

Scifinderを提供している化学情報協会がスポンサーとなっています。博士課程在学中であれば、エッセイを書くだけ応募でとっても簡単です。過去の参加者にケムステ独自にインタビューをしてみました。

より詳しい解説はこちらの記事もご参照ください。

Hybrid Materials 2013に参加してきました!

hybrid_materials_2013

イタリアソレントで行われたELSEVIER主催の学会Third International Conference on Multifunctional, Hybrid and Nanomaterials (Hybrid Materials 2013) に参加してきました。

有機−無機ハイブリッド材料分野の著名な先生方が多く出席されたこの会議についてレポートしてみたいと思います。

MRS Fall Meeting 2012に来ています

Print

MRS (Material Research Society)Fall Meeting 2012はマテリアルの学会ということで、化学の分野からも多く参加している印象です。

参加者に日本人も多く、会場でもよく見かけました。サイエンスコミュニケーションに関する講演なども持たれる充実内容です。

PACIFICHEM2010に参加してきました!     

pacifichem_2010

5年に1度、環太平洋系の国々から化学会のビッグネームが会する巨大学会、PACIFICHEM。2015年にも開催予定ですので、参加を考えている方は是非ご覧あれ。ハワイで開催されるということなので、学会とは思えない南国気分も・・・?

ACS National Meeting 参加記録

239ACS_1

言わずと知れたアメリカ化学会(ACS)の年会です。流石に講演のレベルは高い!日本の皆さんにとってはそう気軽に参加出来ないMeetingではないかと思いますので、雰囲気を感じとってもらえれば幸いです。「239th ACS Meeting」「241st ACS Meeting」の2回をお届け。

リンダウ会議に行ってきた    

Lindau2013

 

ドイツの保養地リンダウにおいて、毎年一週間程度開催されているリンダウ・ノーベル賞受賞者会議。日本からはJSPSのサポートで毎年10名程度が派遣されています。

世界各国の若手研究者が集う交流会議であり、物理→化学→医学・生理学の順に、一年ごとに分野をローテーションして開催されます。

ノーベル賞学者に直接質問を投げかけられる機会も設けられています(一問一答:基礎編化学者とは?編)。大学院生~ポスドクが対象ですので、化学分野のタイミングはお見逃し無く!

 アイルランドに行ってきた  

esoc1

ダブリンで開催された国際学会、15th Europian Sympsium on Organic Chemistry(ESOC2007)に行って来ました。

ヨーロッパの、広い意味での有機合成化学に関する発表が主体。レベルは中程度でしたが、骨のある研究発表も見られるあたり、さすが国際学会といったところ。発表内容のいくつかをご紹介します。

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 化学業界と就職活動
  2. チャート式実験器具選択ガイド:実験メガネ・白衣編
  3. 身近なカガクを説明した記事まとめ
  4. 化学研究特化型アプリまとめ
  5. ケムステしごと企業まとめ
  6. 分子マシンー2016年ノーベル化学賞より
  7. ケムステ記事ランキングまとめ
  8. 研究者向けプロフィールサービス徹底比較!

注目情報

ピックアップ記事

  1. 超原子価ヨウ素 Hypervalent Iodine
  2. 2023年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!
  3. 若手研究者に朗報!? Reaxys Prizeに応募しよう
  4. 理研の研究者が考える“実験ロボット”の未来とは?
  5. 日本化学会がプロモーションムービーをつくった:ATP交流会で初公開
  6. 祝100周年!ー同位体ー
  7. 植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~
  8. 薬学部6年制の現状と未来
  9. テトラブチルアンモニウムビフルオリド:Tetrabutylammonium Bifluoride
  10. 反応経路最適化ソフトウェアが新しくなった 「Reaction plus pro」

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2015年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

草津温泉の強酸性硫黄泉で痺れてきました【化学者が行く温泉巡りの旅】

臭い温泉に入りたい!  というわけで、硫黄系の温泉であり、日本でも最大の自然温泉湧出量を誇る草津温泉…

ディストニックラジカルによる多様なアンモニウム塩の合成法

第643回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の木之下 拓海(きのした …

MEDCHEM NEWS 34-1 号「創薬を支える計測・検出技術の最前線」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

医薬品設計における三次元性指標(Fsp³)の再評価

近年、医薬品開発において候補分子の三次元構造が注目されてきました。特に、2009年に発表された論文「…

AI分子生成の導入と基本手法の紹介

本記事では、AIや情報技術を用いた分子生成技術の有機分子設計における有用性や代表的手法について解説し…

第53回ケムステVシンポ「化学×イノベーション -女性研究者が拓く未来-」を開催します!

第53回ケムステVシンポの会告です!今回のVシンポは、若手女性研究者のコミュニティと起業支援…

Nature誌が発表!!2025年注目の7つの技術!!

こんにちは,熊葛です.毎年この時期にはNature誌で,その年注目の7つの技術について取り上げられま…

塩野義製薬:COVID-19治療薬”Ensitrelvir”の超特急製造開発秘話

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類移行となり、昨年はこれまでの生活が…

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー