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危険物取扱者

試験概要:乙種危険物取扱者

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【目次】

  1. 乙種危険物取扱者試験とは
  2. 受験資格
  3. 試験の方法(試験科目 難易度 方法 合格基準)
  4. その他(試験科目の一部免除、2種類以上を受ける場合)

1. 乙種危険物取扱者試験とは

乙種危険物取扱者になるには、都道府県知事の行う甲種危険物取扱者試験に合格した上で、都道府県知事に対して危険物取扱者の交付申請をし、免状の交付を受けなくてはなりません。

試験は都道府県知事の委任を受けて「財団法人消防試験研究センター」が行っています。

と、要するに試験を受けて受かればいいわけです。

2. 受験資格

国籍、年齢、性別を問わず、誰でも受験できます。また、居住地の制限もなく、いずれの都道府県でも受験できます。

3.  試験の方法

試験科目
  1. 危険物に関する法令
  2. 物理学および化学
  3. 危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法
試験の難易度
  1. 危険物取扱者の責務を果たすために必要な程度(15問)
  2. 高等学校卒業程度程度(10問)
  3. 高等学校卒業程度程度(10問)

試験は、毎年類似した問題が出題されていますので、要点をしぼった勉強が合格への早道になります。試験時間は2時間です。

試験の方法

筆記試験のみ行われます。出題形式としては、1つの設問に対し5つの選択肢の中から1つ選ぶ、五者択一方式で行われます。記述式の問題は出題されません。

合格基準

上記の1~3の各科目ごとに、それぞれ100点満点で採点されます。

各科目60点以上を合格点としていますので、1科目でも60点に満たない科目があれば不合格となります。

4. その他

試験科目の一部免除

すでに、他の類の乙種危険物取扱者を持っている人は「危険物に関する法令」「基礎的な物理学および基礎的な化学」の2科目が免除されます。

同時に2種以上の乙種危険物取扱者を受ける場合

「危険物に関する法令」「基礎的な物理学および基礎的な化学」の2科目については一方の類の試験で受ければ、他の類の試験ではこの2科目は免除されます。

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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