概要
アルキルアルミニウム試薬およびジルコニウム触媒存在下に末端アルキンにカルボメタル化を行う反応。Cp2ZrCl2を用いることで、高い位置選択性でアルミニウムを末端に導入することができる。通常cis付加にて進行する。中間体のアルケニルアルミニウムは、根岸クロスカップリングなどに伏すことでさらなる炭素伸長に用いることができる。
アルケンに対しても同様の反応は進行する。こちらはキラルジルコニウム触媒を用いることで不斉化が可能(ZACA反応)。
基本文献
- Van Horn, D. E.; Negishi, E. J. Am. Chem. Soc. 1978, 100, 2252. DOI: 10.1021/ja00475a058
<review>
- Negishi, E. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2007, 80, 233. doi:10.1246/bcsj.80.233
- Negishi, E.; Wang, G.; Rao, H.; Xu, Z. J. Org. Chem. 2010, 75, 3151. doi:10.1021/jo1003218
反応機構
反応例
実験手順
実験のコツ・テクニック
参考文献
関連反応
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