[スポンサーリンク]

F

フロインターベルク・シェーンベルク チオフェノール合成 Freunderberg-Schonberg Thiophenol Synthesis

[スポンサーリンク]

 

概要

フェノールをチオカルバメート化もしくはチオカーボネート化し、熱転位、引き続く加水分解によりチオフェノールを合成する手法。

基本文献

  •  Freundenberg, K. et al. Chem. Ber. 192760, 232.
  •  Shornberg, A. et al. Chem. Ber. 193063, 178.
  •  Newman, M. S.; Hetzel, F. W. Org. Synth. Coll. Vol. 6: 824 (1990) [website]

 

反応機構

F_S_Thiophenol_2.gif

反応例

 

実験手順

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連書籍

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. フリース転位 Fries Rearrangment
  2. 均一系水素化 Homogeneous Hydrogenaton
  3. FAMSO
  4. デーブナー・フォン=ミラー キノリン合成 Doebner-von…
  5. 福山インドール合成 Fukuyama Indole Synthe…
  6. 山口マクロラクトン化 Yamaguchi Macrolacton…
  7. ヒドロホルミル化反応 Hydroformylation
  8. トリメチレンメタン付加環化 Trimethylenemethan…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機化学1000本ノック【命名法編】【立体化学編】
  2. Grubbs第一世代触媒
  3. グリコシル化反応を楽にする1位選択的”保護”反応
  4. エヴァンスアルドール反応 Evans Aldol Reaction
  5. 第48回―「周期表の歴史と哲学」Eric Scerri博士
  6. in-situ放射光X線小角散実験から明らかにする牛乳のナノサイエンス
  7. 結晶スポンジ法から始まったミヤコシンの立体化学問題は意外な結末
  8. もし炭素原子の手が6本あったら
  9. 直鎖アルカンの位置選択的かつ立体選択的なC–H結合官能基化
  10. 三菱化学が有機太陽電池事業に参入

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

4種のエステルが密集したテルペノイド:ユーフォルビアロイドAの世界初の全合成

第637回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院薬学系研究科・天然物合成化学教室(井上将行教授主…

そこのB2N3、不対電子いらない?

ヘテロ原子のみから成る環(完全ヘテロ原子環)のπ非局在型ラジカル種の合成が達成された。ジボラトリアゾ…

経済産業省ってどんなところ? ~製造産業局・素材産業課・革新素材室における研究開発専門職について~

我が国の化学産業を維持・発展させていくためには、様々なルール作りや投資配分を行政レベルから考え、実施…

第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」を開催します!

こんにちは、Spectol21です! 年末ですが、来年2025年二発目のケムステVシンポ、その名…

ケムステV年末ライブ2024を開催します!

2024年も残り一週間を切りました! 年末といえば、そう、ケムステV年末ライブ2024!! …

世界初の金属反応剤の単離!高いE選択性を示すWeinrebアミド型Horner–Wadsworth–Emmons反応の開発

第636回のスポットライトリサーチは、東京理科大学 理学部第一部(椎名研究室)の村田貴嗣 助教と博士…

2024 CAS Future Leaders Program 参加者インタビュー ~世界中の同世代の化学者たちとかけがえのない繋がりを作りたいと思いませんか?~

CAS Future Leaders プログラムとは、アメリカ化学会 (the American C…

第50回Vシンポ「生物活性分子をデザインする潜在空間分子設計」を開催します!

第50回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!2020年コロナウイルスパンデミッ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP