[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

パール・クノール チオフェン合成 Paal-Knorr Thiophene Synthesis

[スポンサーリンク]

 

概要

1,4-ジカルボニル化合物に硫黄導入剤を作用させるとチオフェンが得られる。試薬としては五硫化二リン(P4S10)、Lawesson試薬などが用いられる。

 

基本文献

 

反応機構

paal_thiophene_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

※猛毒の硫化水素ガスが発生するので、注意すること。

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ヤコブセン転位 Jacobsen Rearrangement
  2. フェリエ転位 Ferrier Rearrangement
  3. アルコールのアルカンへの還元 Reduction from Al…
  4. ロゼムンド・リンドセー ポルフィリン合成 Rothemund-L…
  5. クレーンケ ピリジン合成 Kröhnke Pyridine Sy…
  6. ノリッシュ反応 Norrish Reaction
  7. ベティ反応 Betti Reaction
  8. 9-フルオレニルメチルオキシカルボニル保護基 Fmoc Prot…

注目情報

ピックアップ記事

  1. グアニジニウム/次亜ヨウ素酸塩触媒によるオキシインドール類の立体選択的な酸化的カップリング反応
  2. スイス医薬大手のロシュ、「タミフル」の生産能力を増強へ
  3. 有機合成化学協会誌2021年4月号:共有結合・ゲル化剤・Hoveyda-Grubbs型錯体・糸状菌ジテルペノイドピロン・Teleocidin B
  4. キャリー・マリス Kary Banks Mullis
  5. 分子集合体がつくるポリ[n]カテナン
  6. Carl Boschの人生 その8
  7. キノコから見いだされた新規生物活性物質「ヒトヨポディンA」
  8. ゲノムDNA中の各種修飾塩基を測定する発光タンパク質構築法を開発
  9. 分子で作る惑星、その名もナノサターン!
  10. 第124回―「生物・医療応用を見据えたマイクロ流体システムの開発」Aaron Wheeler教授

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年8月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2025年4月号:リングサイズ発散・プベルル酸・イナミド・第5族遷移金属アルキリデン錯体・強発光性白金錯体

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年4月号がオンラインで公開されています!…

第57回若手ペプチド夏の勉強会

日時2025年8月3日(日)~8月5日(火) 合宿型勉強会会場三…

人工光合成の方法で有機合成反応を実現

第653回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 学際統合物質科学研究機構 野依特別研究室 (斎藤研…

乙卯研究所 2025年度下期 研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

次世代の二次元物質 遷移金属ダイカルコゲナイド

ムーアの法則の限界と二次元半導体現代の半導体デバイス産業では、作製時の低コスト化や動作速度向上、…

日本化学連合シンポジウム 「海」- 化学はどこに向かうのか –

日本化学連合では、継続性のあるシリーズ型のシンポジウムの開催を企画していくことに…

【スポットライトリサーチ】汎用金属粉を使ってアンモニアが合成できたはなし

Tshozoです。 今回はおなじみ、東京大学大学院 西林研究室からの研究成果紹介(第652回スポ…

第11回 野依フォーラム若手育成塾

野依フォーラム若手育成塾について野依フォーラム若手育成塾では、国際企業に通用するリーダー…

第12回慶應有機化学若手シンポジウム

概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大学理工学部・…

新たな有用活性天然物はどのように見つけてくるのか~新規抗真菌剤mandimycinの発見~

こんにちは!熊葛です.天然物は複雑な構造と有用な活性を有することから多くの化学者を魅了し,創薬に貢献…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー