アルケン → ポリマー
概要
イオン性付加重合のうち、活性種がカチオンであるものをカチオン重合と呼ぶ。開始剤としてはブレンステッド酸やルイス酸などが用いられる。モノマーとしては電子豊富二重結合を持つイソプレンなどがその適用となる。
生じるカチオンが安定化される場合には、モノマーが消費された後でも成長末端は安定であり、再びモノマーを加えると重合が再開するような系も知られている(リビング重合)。
基本文献
- Higashimura, T.; Sawamoto, M. Adv. Polym. Sci. 1984, 62, 49.
- Faust, R.; Kennedy, J. P. Polym. Bull. 1986, 15, 317.
反応機構
反応例
実験手順
実験のコツ・テクニック
参考文献
関連反応
- 原子移動ラジカル重合 Atom Transfer Radical Polymerization
- アニオン重合 Anionic Polymerization
- オレフィンメタセシス Olefin Metathesis
関連書籍
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外部リンク
- 重合反応- Wikipedia
- Cationic Polymerization
- 合成高分子化合物