[スポンサーリンク]

B

バートン トリフルオロメチル化 Burton Trifluoromethylation

[スポンサーリンク]

概要

芳香環にトリフルオロメチル基を導入する手法。この反応剤(Burton試薬)は、DMF中でZnもしくはCdから調製でき、熱的にも安定である。生成したCF3アニオンにCu塩を加えると容易にCF3Cuが生成し、トリフルオロメチル化体を与える(McLoughlin-Thrower 反応)。

基本文献

 

反応機構

burton_CF3_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

[amazonjs asin=”3838136209″ locale=”JP” title=”Direct N-Trifluoromethylation”]

外部リンク

 

関連記事

  1. レギッツジアゾ転移 Regitz Diazo Transfer
  2. コッホ・ハーフ Koch-Haaf反応
  3. ジンケ アルデヒド Zincke Aldehyde
  4. ホフマン・レフラー・フレイターク反応 Hofmann-Loffl…
  5. ファン・ロイゼン試薬 van Leusen Reagent (T…
  6. ヘンリー反応 (ニトロアルドール反応) Henry Reacti…
  7. 光延反応 Mitsunobu Reaction
  8. 脱水素型クロスカップリング Cross Dehydrogenat…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 4-メルカプト安息香酸:4-Mercaptobenzoic Acid
  2. ラジカル種の反応性を精密に制御する-プベルリンCの世界初全合成
  3. 遺伝子工学ーゲノム編集と最新技術ーChemical Times特集より
  4. トリフルオロメタンスルホン酸2-(トリメチルシリル)フェニル : 2-(Trimethylsilyl)phenyl Trifluoromethanesulfonate
  5. アスタチンを薬に使う!?
  6. 【酵素模倣】酸素ガスを用いた MOF 内での高スピン鉄(IV)オキソの発生
  7. 水素結合の発見者は誰?
  8. カリウム Potassium 細胞内に多量に含まれる元素
  9. 第四回 分子エレクトロニクスへの展開 – AP de Silva教授
  10. 高分子材料におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用とは?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

ジアリールエテン縮環二量体の二閉環体の合成に成功

第 654回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院松田研究室の 佐竹 来実さ…

【産総研・触媒化学研究部門】新卒・既卒採用情報

触媒部門では、「個の力」でもある触媒化学を基盤としつつも、異分野に積極的に関わる…

触媒化学を基盤に展開される広範な研究

前回の記事でご紹介したとおり、触媒化学研究部門(触媒部門)では、触媒化学を基盤に…

「産総研・触媒化学研究部門」ってどんな研究所?

触媒化学融合研究センターの後継として、2025年に産総研内に設立された触媒化学研究部門は、「触媒化学…

Cell Press “Chem” 編集者 × 研究者トークセッション ~日本発のハイクオリティな化学研究を世界に~

ケムステでも以前取り上げた、Cell PressのChem。今回はChemの編集…

光励起で芳香族性を獲得する分子の構造ダイナミクスを解明!

第 654 回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 協奏分子システム研究セ…

藤多哲朗 Tetsuro Fujita

藤多 哲朗(ふじた てつろう、1931年1月4日 - 2017年1月1日)は日本の薬学者・天然物化学…

MI conference 2025開催のお知らせ

開催概要昨年エントリー1,400名超!MIに特化したカンファレンスを今年も開催近年、研究開発…

【ユシロ】新卒採用情報(2026卒)

ユシロは、創業以来80年間、“油”で「ものづくり」と「人々の暮らし」を支え続けている化学メーカーです…

Host-Guest相互作用を利用した世界初の自己修復材料”WIZARDシリーズ”

昨今、脱炭素社会への実現に向け、石油原料を主に使用している樹脂に対し、メンテナンス性の軽減や材料の長…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー