[スポンサーリンク]

ケムステニュース

第8回 野依フォーラム若手育成塾

[スポンサーリンク]

開催日・形式

2022年7月7日(木) 9:15~(JST)
オンライン開催(新型コロナウイルス感染状況が沈静化すれば対面の可能性あり)

対象

有機化学およびその関連分野の博士課程学生および博士研究員 かつ 企業で活躍することを志望していること

応募方法

こちら↓のHP下部にある応募用紙をダウンロードし、応募用紙と主要論文をmaruokajimu@kuchem.kyoto-u.ac.jpに期日までにメールください。

応募はこちらから

今年の期日は2022年4月22日(金)です。

主催

野依フォーラム若手育成塾組織委員会

参加費

無料。懇親会費等は野依フォーラムで負担する。

野依フォーラム若手育成塾について

野依フォーラム若手育成塾では、国際企業に通用するリーダー型研究者の卵を養成する趣旨のもと、日本各地から企業での活躍を目指す博士課程学生を毎年約15名選抜し、各々の研究や企業の方が提供してくれる話題について議論し互いに切磋琢磨する機会を提供します。未来のアカデミア志望学生を育成する「大津会議」の企業版と考えていただければわかりやすいかと思います。塾生は応募者は組織委員会によって選考されます。塾生として選ばれた方は大津会議に応募できません。また逆も同様です。

当育成塾は今回で 8 回目です。初回に参加した塾生の方々から、

「他の学会には無い、生の企業の苦労話などが聞けてとても貴重な経験ができた」
「普段は恐れ多くてとても話しかけられないような大先生方や企業の方々とのお話ができたのは、とても良い経験になった」
「今回、自分たちが味わえた経験や良い意味での優越感を是非とも後輩達にも味わわせてやりたいので、来年も是非、若手育成塾を開催して欲しい」

とのコメントをいただき、開催を続けてきました。これまでに卒業した塾生の多くが、国内外の産業界で博士として活躍しています。また、アカデミアで活躍している塾生の方々もいます:
渡邊雄一郎(京都大学大学院工学研究科 助教)
野依フォーラム若手育成塾一期生(参加当時:山形大学)
齋藤雄太朗(東京大学大学院工学系研究科 助教)
野依フォーラム若手育成塾二期生(参加当時:名古屋大学)

野依フォーラム若手育成塾は、丸岡啓二教授の発案のもと発足し、以下のメンバーで組織されています(敬称略):
丸岡啓二(京都大学 大学院薬学研究科:組織委員長)
北村雅人(名古屋大学 大学院創薬科学研究科)
藤田照典(三井化学株式会社、中部大学 先端研究センター)
満田勝(株式会社カネカ)
森澤義富(AGC株式会社)
中寛史(京都大学 大学院薬学研究科)

なお、本活動は国内化学系企業間の連携を目的とした野依フォーラムにおける、化学系人材養成の取り組みの一環として行われています。

スケジュール概要

当日まで
事前課題についてオンラインでグループディスカッション

当日 7月 7 日(木)
9:15− 9:30 野依良治先生の挨拶;野依先生と記念写真撮影

英語での発表と質疑応答
(各研究発表15分、質疑5分)
9:30− 9:40 開会の挨拶
9:40−12:00 発表1〜7
12:00−13:00 昼 食
13:00−14:20 発表8〜11
14:20−14:40 コーヒーブレイク
14:40−16:00 発表12〜15
16:20−17:20 グループディスカッションの発表
17:40−18:10 企業研究者の講演
18:10−18:40 企業研究者の講演
18:50−20:00 オンライン懇親会

お問い合わせ・応募先

丸岡啓二教授
野依フォーラム事務局 京都大学大学院薬学研究科
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
E-mail:maruokajimu@kuchem.kyoto-u.ac.jp

Avatar photo

Naka Research Group

投稿者の記事一覧

研究グループで話題となった内容を紹介します

関連記事

  1. 複雑なモノマー配列を持ったポリエステル系ブロックポリマーをワンス…
  2. なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー雑記編
  3. 【インドCLIP】製薬3社 抗エイズ薬後発品で米から認可
  4. 君はPHOZONを知っているか?
  5. 酸と塩基のつとめを個別に完遂した反応触媒
  6. 面接官の心に刺さる志望動機、刺さらない志望動機
  7. 昇華の反対は?
  8. 研究室でDIY!割れないマニホールドをつくろう・改

注目情報

ピックアップ記事

  1. 4歳・2歳と学会・領域会議に参加してみた ①
  2. 韓国に続き日本も深刻化?トラック運送に必要不可欠な尿素水が供給不安定
  3. 第29回 適応システムの創製を目指したペプチドナノ化学 ― Rein Ulijn教授
  4. Discorhabdin B, H, K, およびaleutianamineの不斉全合成
  5. 電子ノートか紙のノートか
  6. 【マイクロ波化学(株)医薬分野向けウェビナー】 #ペプチド #核酸 #有機合成 #凍結乾燥 第3のエネルギーがプロセスと製品を変える  マイクロ波適用例とスケールアップ
  7. 第56回「複合ナノ材料の新機能を時間分解分光で拓く」小林洋一 准教授
  8. マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-
  9. 死刑囚によるVXガスに関する論文が掲載される
  10. 乙卯研究所 研究員募集 2023年度【第二弾】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2022年3月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

MEDCHEM NEWS 34-1 号「創薬を支える計測・検出技術の最前線」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

医薬品設計における三次元性指標(Fsp³)の再評価

近年、医薬品開発において候補分子の三次元構造が注目されてきました。特に、2009年に発表された論文「…

AI分子生成の導入と基本手法の紹介

本記事では、AIや情報技術を用いた分子生成技術の有機分子設計における有用性や代表的手法について解説し…

第53回ケムステVシンポ「化学×イノベーション -女性研究者が拓く未来-」を開催します!

第53回ケムステVシンポの会告です!今回のVシンポは、若手女性研究者のコミュニティと起業支援…

Nature誌が発表!!2025年注目の7つの技術!!

こんにちは,熊葛です.毎年この時期にはNature誌で,その年注目の7つの技術について取り上げられま…

塩野義製薬:COVID-19治療薬”Ensitrelvir”の超特急製造開発秘話

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類移行となり、昨年はこれまでの生活が…

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー