BASFとフォルクスワーゲン(VW)は、今年で5回目を迎える科学賞「サイエンスアワード エレクトロケミストリー」賞を共催。世界中の研究者を対象に募集を開始した。応募期間は8月12日までで、審査はBASFとVWのほか、科学界を代表する専門家で構成される審査委員会が行う。サイエンスアワード エレクトロケミストリー賞は、科学技術分野の卓越した成果を促すとともに、高度なエネルギー貯蔵手段の開発の契機となることを目的に2012年に創設。同賞では、世界中の学術的研究コミュニティの科学者を対象として、年に一度表彰を行っている。 (引用:レスポンスResponse.jp, 5月10日)
今回は、通例のサイエンスアワードエレクトロケミストリー(優勝賞金50,000 EUR)のほかに5周年の特別企画のスペシャルアワードアプライドリサーチ(優勝賞金15,000 EUR)も募集をしています。前回の優勝者は、リチウム電池について研究を行っているDr.McCloskeyでした。募集対象は、どちらも電気化学に関連した研究を行っている博士で、サイエンスアワードエレクトロケミストリーは40歳未満、スペシャルアワードアプライドリサーチは50歳未満であることが条件で、推薦者も必要です。書類選考のあと、ファイナリストは11月20日と21日のベルリンで開かれる表彰式に招待されます。
電気化学に特化したコンテストはなかなか無いので、関連する研究を行っている方は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
関連リンク
- サイエンスアワード エレクトロケミストリー: 応募ページ