文部科学省は29日、世界の高校生が参加してアゼルバイジャンで開かれた「国際化学オリンピック」で、日本代表4人のうち、金メダルを2人、銀メダルを2人と、全員がメダルを獲得したと発表した。
金は大阪教育大付属高天王寺校舎3年の松本陽行(はるき)さん(18)と麻布高(東京)3年の吉村耕平さん(17)。銀は高知学芸高3年の竹内碧(あおい)さん(17)と武蔵高(東京)3年の中塚悠さん(17)。
国際化学オリンピックは今回47回目。75カ国・地域から292人が参加した(引用:毎日新聞 2015年7月30日)。
先日幕を閉じた、国際化学オリンピック。日本人の参加者全員、金メダル、銀メダルを受賞したということで素晴らしいですね。おめでとうございます!公式ウェブサイトをみると、292人中上位35人が金メダル、63人が銀メダルをもらえるそうです。よく見てみると、上位4人受賞者は中国が独占しています。しかも思ったよりアジア勢が上位を占めているのがわかります。
ちなみに、中国語版でインタビュー(記事はこちら)した上海有機化学研究所のAng Li教授も2000年の国際化学オリンピックのゴールドメダリストです。
ところで、実際の問題を解いてみたことがあるでしょうか。ちょうど、院試シーズンということで、院試受験者の皆さんせっかくなんでチェックしてみては。驚愕しますよ。以下の問題は第47回国際化学オリンピックの準備問題(翻訳版)の有機化学系の問題から抜粋してみました。
大学院志望の人ならばこれぐらい解けて欲しいところですが….皆さん頑張りましょう!
関連書籍
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外部リンク
- ICHO 2015:国際化学オリンピック2015公式ウェブサイト
- 国際化学オリンピック-International Chemistry Olympiad-:日本ウェブサイト