現地時間2013年10月9日水曜日の正午前、マサチューセッツ州ノースアンドーヴァーにあるダウケミカルのプラントにて爆発事故が発生、男性一人が負傷し、ただちにボストンの病院まで空路で搬送されたものの、その後亡くなったとのこと。事故原因など詳しくは調査中。
http://northandover.patch.com/groups/police-and-fire/p/man-killed-in-chemical-plant-explosion
(North Andoverのローカルニュース)
このサイトでは暴露発火性の有機金属化合物を扱っているとのことです。今年、ダウ・ラボ・セーフティー・アカデミーを開設し、大学と連携して安全教育に改革のメスを入れたダウケミカルですが、残念な事故となりました。やはり安全には注意をしてもし過ぎることはないということですね。
- 初めて扱う化合物、安全性、反応性は?(扱ったことのある人に聞く、MSDSを見る)
- 初めて扱うガラス器具、行う実験操作 → やりながら考えるのではなく、先に誰かに尋ねる
- 使わない試薬や溶媒はこまめに片付ける
- 消火器の種類と場所を定期的に確認。回りにモノが置かれていて、いざというときにすぐ取り出せないなんて駄目。
- 特に危険を伴う試薬を扱うときは、周囲に一声掛ける
まだまだありますが、上に挙げた5つの事柄だけでもいかがですか。春から研究室に配属されたメンバーも研究室生活に慣れてきたころだと思います、が、くれぐれも事故の無い様にしましょう。
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