一部ウエブ上で話題になっていた、卓上NMRがついに日本に上陸しました!
picoSpinは永久磁石、トランスミッター、レシー バー、データ測定プログラム、イーサネットインタ ーフェースや直感的に使用できるウェッブベース コントロールソフトなどすべて含まれた、液体用 1H-NMR システムです。
今週、販売開始の連絡を受けた研究者の方も多いのでは無いかと思います。
そこで早速日本代理店のHPを見ると、
4月10日には販売開始となっております。
サイトによると
操作は
• 特別な操作トレーニングや、専門知識が無くても使用できます• 高い安定性をもった温度コントロールされた永久磁石を使用しています-液体窒素は必要ありません• 標準のデータ分析ソフトのデータはデータ標準フォーマット(JCAMP)で保存可能です• 稼動部が無く、最小のメンテナンスで維持できます• 試料キャピラリー管はユーザーで交換可能です• 1 年間の「Mnova NMR」 ソフトウェアのライセンスが含まれています
と簡単そうなイメージ。
気になるお値段は?
代理店によると、未定のことです。海外では2万ドルほどで手に入れることができるようですが、お手軽価格であることを祈るばかりです。
反応系とペリシタポンプで検出部と循環させればin situ NMR!も可能かもしれませんね。
先ずは実機を見たいところです。
外部リンク
- ベンチトップ NMR(PDFファイル)
- 超小型ポータブルNMRシステム picoSpin-45 (PDFファイル)
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