早期審査・早期審理により、大学、企業におけるグリーン技術に関する技術開発の促進狙う、グリーン早期審査・早期審理が11月1日より施行されました。
特許庁は、早期審査・早期審理の対象として新たに「グリーン関連出願」を試行的に加えることを発表しました。ここで、「グリーン関連出願」とは、グリーン発明(省エネ、CO2削減等の効果を有する発明)について特許を受けようとする特許出願のことをいいます。
化学プロセスの技術開発上、グリーン発明について早期の権利化を望む研究者、企業は、当該制度を利用することも知財戦略上、検討してはどうでしょうか。
なお、この制度により、早期審査の対象は、①中小企業・個人、大学等の出願、②外国関連出願、③実施関連出願、④グリーン関連出願の4つとなり、早期審理の対象は、①中小企業・個人、大学等の出願、②外国関連出願、③実施関連出願、④第三者実施出願、⑤グリーン関連出願の5つとなります。詳しくは、下記特許庁HPを参考してください。
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外部リンク
- グリーン早期審査・早期審理」の試行開始について(特許庁ホームページ)