細菌のゲノム(全遺伝情報)を人工的に合成することに、米クレイグ・ベンター研究所のチームが成功した。これまで、より原始的なウイルスでの成功例はあったが、自己増殖能力を備えた生物である細菌のゲノムを人工合成したのは初めて。人工合成ゲノムを実際に働かせることができれば、細菌の人工合成につながるだけに、「人工生命」づくりに向けた大きな前進だ。米科学誌サイエンス(電子版)に25日、発表する。(引用:asahi.com)
関連論文
[1] Smith, O. H. et al. Science 2008, available online. DOI:10.1126/science.1151721
外部リンク
- Craig Venter – Wikipedia
- J.Craig Venter Institute
- JCVIによるプレスリリース (英語)
- 細菌のゲノム合成に成功・2008年には合成生命も?(WIRED VISION)