信越化学工業は19日、塩化ビニル樹脂の販売価格を値上げすると発表した。値上げ幅は1キロあたり15円で、6月1日納入分から値上げする。基礎原料のナフサの価格が上昇し、企業努力だけ ではコスト上昇分を吸収できないため値上げするとしている。値上げは昨年7月以来、約1年ぶり(引用:時事ドットコム)。
どうやら昨年この時期のナフサの予想価格が50,000円/kLであったのに対して(実際は48,000円/kLであった。)今年の予想は56,000/kLと6,000円も高騰していることが原因らしいです。もちろん塩ビだけでなく、酢酸エチルや酢酸ビニルなどナフサを原料とする基礎石化製品の高騰はさけれそうもありません。