ダイセル化学工業は、有機合成カンパニーが扱う全製品について5月1日出荷分から値上げする方針を決めた。酢酸エチル、酢酸ブチルなど溶剤類を含めた有機合成品、また有機機能品のラクトン製品を中心とする過酢酸誘導体全般で、今後、需要家との交渉に入る。国産ナフサ価格が1キロリットル当たり5万6000円以上の水準に達する見込みのほか、ユーティリティコストも高騰していることなどが理由。これまでの取りこぼし分も含めて製品価格に転嫁する(引用:化学工業日報)。
ナフサの予想価格が50,000円/kLであったのに対して(実際は48,000円/kLであった。)今年の予想は56,000/kLと6,000円も高騰していることが原因です。今後もしばらく石油化学製品価格は上昇していくことでしょう。
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