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独バイエル、世界全体で6100人を削減へ

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アスピリン

 ドイツの医薬品・化学大手のバイエルは2日、世界全体で6100人を削減する計画を発表した。昨年ライバルのシエーリングを買収したことを受け、2009年から年間7億ユーロ(9億2500万ドル)前後の削減を目指す計画の一環(引用:朝日新聞)。

 バイエルといえばアスピリン。現在では、ヘルスケア、農薬関連、先端素材の3分野を中核事業とし、グループ企業を含め世界150カ国以上、9万3000人を超える社員が働くグローバル企業です。2005年には研究開発に18億8,600万ユーロを投じています。

 シエーリング社の買収により2009年から年間7億ユーロの経費削減が見込まれ、その一環として人員削減が始まりました。内訳は欧州地域で3,150名、米国で1,000名、日本およびアジア太平洋地域で750名、そしてラテンアメリカ地域およびカナダでの1,200名を見込んでいます。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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