[スポンサーリンク]

ケムステニュース

グラクソ、パーキンソン病治療薬「レキップ錠」を販売開始

[スポンサーリンク]

 

グラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・デュノワイエ、以下GSK)は、本日12月6日付で、パーキンソン病治療薬「レキップ錠」(一般名:ロピニロール塩酸塩)の販売を開始しました。

「レキップ錠」は、パーキンソン病に主に関連しているドパミンD2受容体系に選択的に作用する非麦角系ドパミン受容体作動薬です。1996年に英国で初めて承認を取得して以来、米国、英国、フランス、ドイツをはじめとした世界60ヵ国以上で承認・販売されており、パーキンソン病治療薬として世界で最も使用されている薬剤のひとつです。

日本では、2006年10月20日に製造販売承認を取得し、12月1日に薬価収載されました。(引用:日経プレスリリース

 

パーキンソン(Parkinson)病は手がふるえて、身体が固くなり、次第に動けなくなる原因不明の病気です。ファイザーのMIRAPEX(プラミペキソール)などが他の薬として知られています。

関連書籍

[amazonjs asin=”4524236392″ locale=”JP” title=”パーキンソン病治療薬の選び方と使い方”]
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 令和元年度 のPRTR データが公表~第一種指定化学物質の排出量…
  2. NIMS WEEK2021-材料研究の最新成果発表週間- 事前登…
  3. 新元素、2度目の合成成功―理研が命名権獲得
  4. ケミカルメーカーのライフサエンス事業戦略について調査結果を発表
  5. 日本触媒で爆発事故
  6. 化学五輪、日本代表4人の高校生が「銅」獲得
  7. 日本化学会と日本化学工業協会に新会長就任
  8. 「サガミオリジナル001」、今月から販売再開 相模ゴム

注目情報

ピックアップ記事

  1. 室温で二酸化炭素をメタノールへ変換できる触媒の創製
  2. コンプラナジンAの全合成
  3. NMRのプローブと測定(Bruker編)
  4. ダニエル レオノリ Daniele Leonori
  5. いま企業がアカデミア出身者に期待していること
  6. 「ELEMENT GIRLS 元素周期 ~聴いて萌えちゃう化学の基本~」+その他
  7. 有機合成化学協会誌2022年6月号:プラスチック変換・生体分子変換・ラジカル反応・ガタスタチンG2・オリゴシラン・縮環ポルフィリン誘導体
  8. ケムステSlack、開設一周年!
  9. スペクトルから化合物を検索「KnowItAll」
  10. 第111回―「予防・診断に有効なナノバイオセンサーと太陽電池の開発」Ted Sargent教授

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年12月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

PythonとChatGPTを活用するスペクトル解析実践ガイド

概要ケモメトリクスと機械学習によるスペクトル解析を、Pythonの使い方と数学の基礎から実践…

一塩基違いの DNA の迅速な単離: 対照実験がどのように Nature への出版につながったか

第645回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院工学系研究科相田研究室の龚浩 (Gong Hao…

アキラル色素分子にキラル光学特性を付与するミセルを開発

第644回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 総合研究院 応用化学系 化学生命科学研究所 吉沢…

有機合成化学協会誌2025年2月号:C–H結合変換反応・脱炭酸・ベンゾジアゼピン系医薬品・ベンザイン・超分子ポリマー

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年2月号がオンライン公開されています。…

草津温泉の強酸性硫黄泉で痺れてきました【化学者が行く温泉巡りの旅】

臭い温泉に入りたい!  というわけで、硫黄系の温泉であり、日本でも最大の自然温泉湧出量を誇る草津温泉…

ディストニックラジカルによる多様なアンモニウム塩の合成法

第643回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の木之下 拓海(きのした …

MEDCHEM NEWS 34-1 号「創薬を支える計測・検出技術の最前線」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

医薬品設計における三次元性指標(Fsp³)の再評価

近年、医薬品開発において候補分子の三次元構造が注目されてきました。特に、2009年に発表された論文「…

AI分子生成の導入と基本手法の紹介

本記事では、AIや情報技術を用いた分子生成技術の有機分子設計における有用性や代表的手法について解説し…

第53回ケムステVシンポ「化学×イノベーション -女性研究者が拓く未来-」を開催します!

第53回ケムステVシンポの会告です!今回のVシンポは、若手女性研究者のコミュニティと起業支援…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー