住友化学と子会社の大日本住友製薬は21日、高血圧症・狭心症治療薬「アムロジン」の国内の製造・販売権を巡って係争中だった米製薬大手ファイザーと、和解することで合意したと発表した。和解により大日本住友はファイザーと新たなライセンス契約を結び、アムロジンの国内での製造・販売を継続する。(引用:日本経済新聞)
アムロジン、ファイザーでのこの薬の名前はノルバスクです。大日本住友製薬の前身であった住友製薬がファイザーからこの薬のライセンスを取得し、日本で販売していました。ですが、大日本製薬と合併し大日本住友製薬となり、住友製薬が消滅したため、ライセンス契約も消滅したとファイザーが提訴したわけです。アムロジンは非常によく売れている薬で、大日本住友製薬としても総売上げ高の2割から3割を占めていました。和解してよかったですね。ただ、日本でもこのような薬が開発されることを望みます。