化学者の世界的組織「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」(事務局・米ノースカロライナ州)は30日、副会長の松本和子・早稲田大教授が「一身上の都合により、副会長職を直ちに辞任したい」と伝えてきたと発表した。
10月の定例会議で対応を検討する。
松本教授は、研究費不正受給問題などの責任を取る形で先月、早大に辞表を提出(受理は保留)。すべての公職を辞任する意向を明らかにしている。
同連合では、副会長は2年間務めた後、会長になる決まりで、初の女性会長が誕生するはずだった。異例の事態を受け、来年8月に次期会長と副会長の選挙を別々に行う見込みだという。(引用:読売新聞)