武田薬品工業の2006年3月期の連結業績は、本業のもうけを示す営業利益が前の期に比べ1%増の3900億円前後と増益を確保し、14期連続で最高益を更新したようだ。これまでは小幅減益を予想していたが、日米欧で糖尿病薬など生活習慣病薬が伸びた。ただ、新薬開発など先行投資負担も大きく、利益の伸びは鈍っている。(引用:日本経済新聞)
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主力の高血圧症治療薬「ブロプレス」や糖尿病治療薬「アクトス」などの販売が好調であったそうです。ただ、武田の最主力製品である抗かいよう剤「プレバシド」(日本名タケプロン)の売り上げが鈍化し、経常利益が思ったほど伸びなかったようです。
プレバシドは米国において1995年に発売されたプロトンポンプ阻害剤です。
現在、同社は成分であるランソプラゾールの光学異性体を独自の製剤技術により有効血中濃度を持続させた製剤である、TAK-390MRのフェーズIII開発中です。