高齢化で増大する医療費抑制のため、2006年4月の診療報酬改定で医薬品の公定価格「薬価」が大幅に引き下げられる。薬価改定で、製薬各社は国内医療用薬の収益悪化が避けられず、今後の成長が見込めるアジア市場の開拓や、健康食品など非医薬品を強化する動きが広がっている。(引用:読売新聞)
2年に一度薬価改定。どうやら7%弱引き下げられ、業界全体で5000億円くらいのマイナスだそうです。さらに特許切れによりジェネリック(同じ成分の他社の薬)を出された薬はさらに6%以上のマイナスだそうで、昨年特許切れを迎えた、武田の「タケプロン」や、アステラス製薬の「ハルナール」なども値下げになりそうです。また、その前に引き下げられた第一三共の「メバロチン」も再び下げられるのこと。
どうやら中国などの海外進出や、業務の多角化で減収を防ぐということなんですが、こんなんでアメリカを始め海外の大手製薬企業に勝てるんでしょうか。心配です。
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