[スポンサーリンク]

ケムステニュース

日本化学会 平成17年度各賞受賞者決まる

[スポンサーリンク]

 

日本化学会8日、日本化学会の平成17年度各賞受賞者が決定し、ホームページに公開されました。以下に掲載します。(引用:日本化学会)

 




第58回 日本化学会賞
上村 大輔氏 (名大院理) 「海洋天然物の生物有機化学的研究」
梅澤 喜夫氏 (東大院理) 「イオン・分子の可視化と検出のための新手法」
小林 速男氏 (分子研) 「磁性有機超伝導体および単一分子性金属の研究」
小松 紘一氏 (京大化研) 「炭素π共役系の極限的構造と物性に関する実験的研究」
巽  和行氏 (名大物質科研セ) 「遷移金属カルコゲニドの分子構築と生物無機化学への展開」
増原  宏氏 (阪大院工) 「レーザーナノ化学:方法論の開発と分子系ナノダイナミクスの解明」

 

第23回 学術賞
今堀  博氏(京大院工) 「フラーレンを用いた人工光合成系の構築」
大塩 寛紀氏(筑波大数理物質) 「基底高スピン多核金属錯体の合成と展開」
北森 武彦氏(東大院工) 「熱レンズ顕微鏡の開発とマイクロ化学チップの展開」
笹井 宏明氏(阪大産研) 「新規スピロ型不斉配位子SPRIXsの開発と、二重活性化概念に基づく新しいエナンチオ選択的触媒に関する研究」
佐々木 誠氏(東北大院生命科学) 「新規ポリエーテル骨格合成法の開発と天然物全合成への展開」
関  隆広氏(名大院工) 「二次元系スマート光応答高分子システムの開発」
寺前 紀夫氏(東北大院理) 「光機能性分子認識試薬の開発と規制反応場特異的分子認識」
浜地  格氏(京大院工) 「蛋白質機能制御のための化学生物学的新手法の開発」
福村 裕史氏(東北大院理) 「パルスレーザーによって誘起される凝縮系新現象の開拓」
松本 吉泰氏(自然科学研究機構) 「表面光化学における超高速ダイナミックス」
元島 栖二氏(岐阜大工) 「カーボンマイクロコイル(CMC)の合成と特性評価」

 

第55回 進歩賞
大栗 博毅氏(北大院理) 「設計分子の迅速合成を基盤とする多環性天然物の生物有機化学研究」
木口  学氏(北大院理) 「金属表面上に作製したナノ構造に発現する表面・界面物性の解明」
北村  充氏(九工大工) 「sp2混成原子上での置換反応に基づく有機合成手法の開発と高次構造生理活性天然物の合成」
庄司  満氏(東理大工) 「生合成経路を模倣した血管新生阻害活性を有する天然有機化合物の効率的全合成」
林  克郎氏(東工大フロンティア) 「活性陰イオンを利用したナノポーラス結晶12CaO・7Al2O3の機能化に関する研究」
藤田 晃司氏(京大院工) 「酸化物の原子配列と形態の不規則性を活用した光機能創出」
松尾  豊氏(科学技術振興機構) 「多核金属フラーレン錯体の合成と機能」
三井 正明氏(慶應大理工) 「巨大な分子クラスターの生成法の開発とその電子構造の解明」

 

第54回 化学技術賞
常木 英昭氏、桐敷  賢氏、奥  智治氏、
進藤 久和氏、森下 史朗氏 (日本触媒) 「ジエタノールアミン製造の形状選択的触媒プロセスの開発と工業化」

 

第11回 技術進歩賞
薙野 邦久氏、中村 史夫氏、瀧井 有樹氏(東レ) 「柱状構造を用いた超高感度DNAチップの開発」
永田 浩一氏(フロンティアカーボン) 「DBUとの選択的錯体化を用いたフラーレンの工業的分離方法の開発」
宇都宮 賢氏、川上 公徳氏、押木 俊之氏
(三菱化学?、?三菱化学科学技術研究センター、岡山大学) 「ルテニウム錯体触媒を用いた1,4-ブタンジオールの脱水素環化反応によるγ-ブチロラクトンの製造技術の開発」

他、化学技術有功賞 、化学教育賞 、化学教育有功賞 、功労賞の発表がありました。おめでとうございます。  全員紹介していると朝になってしまうので、日本化学会賞、学術賞から何人か紹介します。

上村大輔上村大輔 日本化学会賞

名古屋大理学部教授。天然有機化合物の構造決定で著名な故・平田義正先生の研究室出身で、自身も天然物化学が専門です。骨粗鬆症の治療薬候補であるノルゾアンタミンや食中毒の原因毒ピンナトキシン類の単離構造決定、生物の未解決生物現象を有機化学の手法での解明を中心に研究を行っています。(写真:名古屋大学COE)

?

関連リンク

有機化学研究室-名古屋大学大学院 上村研究室-

 

小松速男 日本化学会賞

小松速男

分子研教授。(DCNQI)系伝導体等の有機超伝導体の第一人者です。(写真:分子科学研究所

?

?

 

 

関連リンク

分子研教員紹介-小松速男

 

佐々木 誠 学術賞

佐々木誠東北大学教授。ガンビエロール、ブレベトキシン、シガトキシン等に代表されるポリエーテル系の化合物の全合成研究の第一人者として有名です。ちなみに、東北大では工学部山本研、理学部平間研でもポリエーテル化合物の全合成研究を精力的に行っています。

?

 

関連リンク

東北大学 大学院生命科学研究科佐々木研究室

 

元島 栖二 学術賞

元島 栖二3D-ヘリカル/らせん構造を持つカーボンマイクロコイル/ナノコイルの開発に成功し、現在、カーボンマイクロコイル/ナノコイルの実用化に向けて精力的に研究・開発を行っています。(写真:ふくい産業支援センター

 

 

?

関連リンク

岐阜大学工学部応用化学科元島研究室

?

?

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 炊きたてご飯の香り成分測定成功、米化学誌に発表 福井大学と福井県…
  2. 塩野義製薬/米クレストール訴訟、控訴審でも勝訴
  3. 170年前のワインの味を化学する
  4. 化学グランプリ 参加者を募集
  5. 界面活性剤のWEB検索サービスがスタート
  6. 化学企業のグローバル・トップ50が発表【2021年版】
  7. 人の鼻の細菌が抗菌作用がある化合物をつくっていたーMRSAに効果…
  8. <理研研究員>「論文3本」の実験データ改ざん

注目情報

ピックアップ記事

  1. 余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ
  2. 光触媒が可能にする新規C-H/N-Hカップリング
  3. English for Writing Research Papers
  4. ペッカ・ピューッコ Pekka Pyykkö
  5. で、その研究はなんの役に立つの?
  6. 堀場氏、分析化学の”殿堂”入り
  7. 偏光依存赤外分光でMOF薄膜の配向を明らかに! ~X線を使わない結晶配向解析
  8. 半導体領域におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用-レジスト材料の探索、CMPの条件最適化編-
  9. Xantphos
  10. アカデミックから民間企業へ転職について考えてみる 第三回

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  

注目情報

最新記事

創薬懇話会2025 in 大津

日時2025年6月19日(木)~6月20日(金)宿泊型セミナー会場ホテル…

理研の研究者が考える未来のバイオ技術とは?

bergです。昨今、環境問題や資源問題の関心の高まりから人工酵素や微生物を利用した化学合成やバイオテ…

水を含み湿度に応答するラメラ構造ポリマー材料の開発

第651回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院工学研究科(大内研究室)の堀池優貴 さんにお願い…

第57回有機金属若手の会 夏の学校

案内:今年度も、有機金属若手の会夏の学校を2泊3日の合宿形式で開催します。有機金…

高用量ビタミンB12がALSに治療効果を発揮する。しかし流通問題も。

2024年11月20日、エーザイ株式会社は、筋萎縮性側索硬化症用剤「ロゼバラミン…

第23回次世代を担う有機化学シンポジウム

「若手研究者が口頭発表する機会や自由闊達にディスカッションする場を増やし、若手の研究活動をエンカレッ…

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

持続可能な社会の実現に向けて、太陽電池は太陽光発電における中心的な要素として注目…

有機合成化学協会誌2025年3月号:チェーンウォーキング・カルコゲン結合・有機電解反応・ロタキサン・配位重合

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年3月号がオンラインで公開されています!…

CIPイノベーション共創プログラム「未来の医療を支えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第105春季年会(2025)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「未来の医療…

OIST Science Challenge 2025 に参加しました

2025年3月15日から22日にかけて沖縄科学技術大学院大学 (OIST) にて開催された Scie…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー