[スポンサーリンク]

ケムステニュース

米デュポンの7-9月期、ハリケーン被害などで最終赤字

[スポンサーリンク]

米化学大手デュポンが25日発表した7―9月期決算は、最終損益が8200万ドルの赤字だった。前年同期は3億3100万ドルの黒字だった。海外で得た利益を米国に戻す際の課税(3億2000万ドル)や大型ハリケーンの被害(9500万ドル)などが響いた。特別要因を除けば実質増益だった。売上高は前年同期比2%増の58億7000万ドル。(引用:日本経済新聞)

ハリケーンの被害が会社の利益に現れています。実際は増益であっただけにその被害はすさまじかったことでしょう。1802年から200年もの歴史がある、また米国で最大の化学企業も天災にはひとたまりもないです。この被害に呼応したように、酸化チタンの価格上昇も最近ありました。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 「サガミオリジナル001」、今月から販売再開 相模ゴム
  2. シロアリに強い基礎用断熱材が登場
  3. 三菱ケミカルと三井化学がバイオマス原料由来ポリエステルの関連特許…
  4. 旭化成ファインケム、新規キラルリガンド「CBHA」の工業化技術を…
  5. 大分の高校生が特許を取得!
  6. 豊丘出身、元島さんCMC開発
  7. 秋の褒章2011-化学
  8. 発展が続く触媒研究~京大より触媒研究の成果が相次いで発表される~…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 核酸合成試薬(ホスホロアミダイト法)
  2. ケック不斉アリル化 Keck Asymmetric Allylation
  3. コーリー・バクシ・柴田還元 Corey-Bakshi-Shibata (CBS) Reduction
  4. picoSpin世界最小NMRシステムの販売開始
  5. 部分酸化状態を有する純有機中性分子結晶の開発に初めて成功
  6. Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis 5th Edition
  7. BASF International Summer Courses 2017  BASFワークショップ2017
  8. シクロヘキサンの片面を全てフッ素化する
  9. アントシアニン / anthocyanin
  10. タンパク質の構造と機能―ゲノム時代のアプローチ

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年10月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP