大鵬薬品と富山化学<4518>は、大鵬薬品が開発したβラクタマーゼ阻害剤「タゾバクタム」に、富山化学が開発したペニシリン系抗生物質製剤「ピペラシリン」を1:8で配合した「YP-18」の共同開発を開始したと発表した。(引用:証券新報)
ペニシリンに代表されるβラクタム環を有する化合物はペニシリン系の抗生物質と呼ばれ、多くの感染症から人命を救っています。の骨格を有する、タゾバクタム(tazobactam)はβラクタマーゼ阻害剤(βラクタム環を持ち、βラクタマーゼに不可逆的に結合してこれを不活化する。)で、ピペラシリン(piperacillin)はβラクタム系の抗生物質です。
これら2つを組み合わせることで、その抗菌力を高めることができます。
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