電気・電子機器製品に特定有害物質の使用を禁じる欧州連合(EU)の「RoHS(ローズ)指令」の発効を来年7月に控え、島津製作所や堀場製作所のエックス線分析装置の販売が急増している。中国でも同様に規制を強化する動きがあり、今後数年間は前年比2-3割の伸びが続く見込み。京都が強みを持つ環境計測技術が世界に浸透し、事実上の国際標準になりつつある。
RoHS指令は、EU加盟国が来年7月1日以降、電気・電子機器製品に鉛や水銀、カドミウム、六価クロムなど6物質の使用を禁じる内容で、違反する製品はEUに輸出できなくなる。(引用:京都新聞)
特にエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)が爆発的に売れているそうです。京都には京セラとか島津とかを筆頭によいメーカーが多いですね。
全然関係がない話ですが、この京都新聞は科学的な記事が多くて非常に好きです。やはりこのような企業や、多くの大学があることが関係しているのでしょうか。
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