[スポンサーリンク]

ケムステニュース

信越化学、排水・排ガスからの塩水回収技術を開発

[スポンサーリンク]

 信越化学工業は、排水・排ガスから塩水を回収し、リサイクル使用する画期的な新システムを開発し、直江津工場の主力製品であるメチルセルロースの製造工程に導入、7月から稼働開始した。製造工程で発生する排ガス・排水を一括処理し、VOC(有機化学物)の排出量を大幅に低減するとともに、その過程で派生する塩水を回収してカ性ソーダの原料として活用するもの。今後、メチルセルロース以外の製造ラインでも導入可能な改良を検討し、最終的には直江津工場の原塩の約10%を、このシステムで回収できる見通しだ。 (引用:化学工業日報

 

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 高知市で「化学界の権威」を紹介する展示が開催中
  2. 「女性用バイアグラ」開発・認可・そして買収←イマココ
  3. 日本最大の化学物質データーベース無料公開へ
  4. 森林総合研究所、広葉樹害虫ヒメボクトウの性フェロモン化学構造を解…
  5. 国公立大入試、2次試験の前期日程が実施 ~東京大学の化学の試験を…
  6. ダイエット食から未承認薬
  7. 第47回天然有機化合物討論会
  8. 杏林製薬 耳鳴り治療薬「ネラメキサン」の開発継続

注目情報

ピックアップ記事

  1. 頻尿・尿失禁治療薬「ベシケア」を米国で発売 山之内製薬
  2. 東大薬小林教授がアメリカ化学会賞を受賞
  3. スターバースト型分子、ヘキサアリールベンゼン合成の新手法
  4. 第44回ケムステVシンポ「未来を切り拓く半導体材料科学の最前線」を開催します!
  5. 2001年ノーベル化学賞『キラル触媒を用いる不斉水素化および酸化反応の開発』
  6. Q&A型ウェビナー カーボンニュートラル実現のためのマイクロ波プロセス 〜ケミカルリサイクル・乾燥・濃縮・焼成・剥離〜
  7. ジャスティン・デュボア Justin du Bois
  8. 集光型太陽光発電システムの市場動向・技術動向【終了】
  9. バージェス試薬 Burgess Reagent
  10. がん代謝物との環化付加反応によるがん化学療法

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年8月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目情報

最新記事

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

早稲田大学各務記念材料技術研究所「材研オープンセミナー」

早稲田大学各務記念材料技術研究所(以下材研)では、12月13日(金)に材研オープンセミナーを実施しま…

カーボンナノベルトを結晶溶媒で一直線に整列! – 超分子2層カーボンナノチューブの新しいボトムアップ合成へ –

第633回のスポットライトリサーチは、名古屋大学理学研究科有機化学グループで行われた成果で、井本 大…

第67回「1分子レベルの酵素活性を網羅的に解析し,疾患と関わる異常を見つける」小松徹 准教授

第67回目の研究者インタビューです! 今回は第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化す…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP