[スポンサーリンク]

ケムステニュース

富山化の認知症薬が米でフェーズ1入り

[スポンサーリンク]

T-817MA 富山化学工業は20日、自社開発のアルツハイマー型認知症治療薬「T-817MA」の臨床第1相(フェーズ1)試験を米国で開始した、と発表した。これを受けて株価は商いを伴って上伸している。ラットの試験では進行抑制効果が確認されたとしている。フェーズ2試験は、米国で06年第4四半期に開始する予定。 (引用:ラジオNIKKEI)

 

アルツハイマー関連の薬は日本ではエーザイのアリセプトしかありませんが、海外ではガランタミンがレミニールという商品名で治療薬として認知されています。開発中のもので言えば第一製薬の「SUNY7017」(一般名・塩酸メマンチン)があります。まだまだフェーズI。薬になるかどうかはわかりませんがうまくいくとよいですね。アルツハイマー関連の薬についてのニュースは関連ニュースをご覧ください。

 

関連ニュース
 
アルツハイマー薬で副作用死(2005.6.27)

大型期待の認知症薬「承認申請数年遅れる」 第一製薬(2005.2.17)

 
アルツハイマー病・ワクチン開発相次ぐ、副作用回避へ知恵絞る(2004.10.4)

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 化学大手、原油高で原料多様化・ナフサ依存下げる
  2. 製薬各社の被災状況
  3. 首席随員に野依良治氏 5月の両陛下欧州訪問
  4. 資生堂、製品開発の可能性を大きく広げる新規乳化法開発に成功:プレ…
  5. 毒を持ったタコにご注意を
  6. 一家に1枚周期表を 理科離れ防止狙い文科省
  7. MUKAIYAMA AWARD講演会
  8. NEC、デスクトップパソコンのデータバックアップが可能な有機ラジ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 硫黄の化学状態を高分解能で捉える計測技術を確立-リチウム硫黄電池の反応・劣化メカニズムの解明に期待-
  2. ChemDrawの使い方 【基本機能編】
  3. 食品添加物はなぜ嫌われるのか: 食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
  4. Chem-Stationついに7周年!
  5. 酸素と水分をW保証!最高クラスの溶媒:脱酸素脱水溶媒
  6. 高分子界の準結晶
  7. タミフルの新規合成法
  8. ソラノエクレピンA (solanoeclepin A)
  9. トイレから学ぶ超撥水と超親水
  10. ケムステV年末ライブ2022を開催します!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

四置換アルケンのエナンチオ選択的ヒドロホウ素化反応

四置換アルケンの位置選択的かつ立体選択的な触媒的ヒドロホウ素化が報告された。電子豊富なロジウム錯体と…

【12月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスのエステル化、エステル交換触媒としての利用

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

河村奈緒子 Naoko Komura

河村 奈緒子(こうむら なおこ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の有機化学者である。専門は糖鎖合…

分極したBe–Be結合で広がるベリリウムの化学

Be–Be結合をもつ安定な錯体であるジベリロセンの配位子交換により、分極したBe–Be結合形成を初め…

小松 徹 Tohru Komatsu

小松 徹(こまつ とおる、19xx年xx月xx日-)は、日本の化学者である。東京大学大学院薬学系研究…

化学CMアップデート

いろいろ忙しくてケムステからほぼ一年離れておりましたが、少しだけ復活しました。その復活第一弾は化学企…

固有のキラリティーを生むカリックス[4]アレーン合成法の開発

不斉有機触媒を利用した分子間反応により、カリックスアレーンを構築することが可能である。固有キラリ…

服部 倫弘 Tomohiro Hattori

服部 倫弘 (Tomohiro Hattori) は、日本の有機化学者。中部大学…

ぱたぱた組み替わるブルバレン誘導体を高度に置換する

容易に合成可能なビシクロノナン骨格を利用した、簡潔でエナンチオ選択的に多様な官能基をもつバルバラロン…

今年は Carl Bosch 生誕 150周年です

Tshozoです。タイトルの件、本国で特に大きなイベントはないようなのですが、筆者が書かずに誰が…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー