クラレはPVA系ポリマーによる新素材「ミントバール」を開発した。他素材と複合してテキスタイルを製造した後、染色加工工程を通すと「ミントバール」が溶出してしまうため、その部分に空隙が生じ、軽さ、膨らみ感に富んだTXを企画することができる。30~150Dの長繊維を投入する。刺繍や無撚タオルの用途にアプローチ。すでにヨーロッパや中国から引き合いが舞い込んでおり当面、輸出市場への糸売りを先行させる。(引用:日本繊維新聞)
クラレが世界で初めて開発に成功した熱水溶解性ポリマー「エクセバール」(生分解性)を溶融紡糸しています。熱水処理で<ミントバール>が溶解すると、残った糸と糸の間に隙間が出来ます。それがふくらみとなり、嵩高性を増し、ふんわりとした風合い、軽さ、通気性を持った仕上がりとなるらしいです。