凸版印刷は印刷製法を使ったカラー有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを開発した。材料を真空蒸着し、発光層を形成する現在主流の方法に比べ、大型化やコスト削減が容易になるという。
凸版が開発したパネルの大きさは5インチで解像度は320×240ドット。高分子型の材料を使用して印刷製法により薄い発光膜を均一な厚さで形成することに成功した。印刷技術の詳細は明らかにしていないが、インクジェットなど他の方式に比べ膜圧のばらつきが少なく、画素欠けのないパネルをつくりやすいという。(引用:日本経済新聞)
【追記:2008年5月】 照明用の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの事業性検証会社「Lumiotec(ルミオテック)株式会社」を三菱重工業株式会社、ローム株式会社、凸版印刷株式会社、三井物産株式会社とともに設立しています。
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