[スポンサーリンク]

ケムステニュース

凸版印刷、有機ELパネル開発

[スポンサーリンク]

凸版印刷は印刷製法を使ったカラー有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを開発した。材料を真空蒸着し、発光層を形成する現在主流の方法に比べ、大型化やコスト削減が容易になるという。

 凸版が開発したパネルの大きさは5インチで解像度は320×240ドット。高分子型の材料を使用して印刷製法により薄い発光膜を均一な厚さで形成することに成功した。印刷技術の詳細は明らかにしていないが、インクジェットなど他の方式に比べ膜圧のばらつきが少なく、画素欠けのないパネルをつくりやすいという。(引用:日本経済新聞

【追記:2008年5月】 照明用の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの事業性検証会社「Lumiotec(ルミオテック)株式会社」を三菱重工業株式会社、ローム株式会社、凸版印刷株式会社、三井物産株式会社とともに設立しています。

 

関連動画

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 秋の褒章2011-化学
  2. 超薄型、曲げられるMPU開発 セイコーエプソン
  3. アセチレン、常温で圧縮成功
  4. ダイセル化学、筑波研をアステラス製薬に売却
  5. 続々と提供される化学に特化したAIサービス
  6. アステラス製薬、抗うつ剤の社会不安障害での効能・効果取得
  7. ハネウェル社、アルドリッチ社の溶媒・無機試薬を販売へ
  8. アルツハイマー病早期発見 磁気画像診断に新技術

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第66回「物質の宇宙:未知の化合物を追い求めて」山本 隆文 准教授
  2. 名城大教授ら会社設立 新素材販売
  3. 二水素錯体 Dihydrogen Complexes
  4. クロスカップリング反応ーChemical Times特集より
  5. ゲルマニウム触媒でアルキンからベンゼンをつくる
  6. イオン液体ーChemical Times特集より
  7. 超原子価ヨウ素 Hypervalent Iodine
  8. ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―
  9. まず励起せんと(EnT)!光触媒で環構築
  10. SelectfluorR

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP