皆さんこんにちは。SEは仕事柄、椅子に座ってPCをずっと見つめているために、肩こりにお悩みの方も多くいらっしゃると聞きます。そこで、今回は、肩こりやストレス解消に効果的で、かなりポピュラーな精油でもあるラベンダーに注目します。 学名は、Lavandula angustifoliaまたはLavandula offcinalisです。Lavandulaはラテン語のlavo(洗う)から来ているという説と、lividus(青みがかった鉛色)という花の色に由来しているとう説があります。シソ科の植物で、葉と花から水蒸気蒸留法にてオイルが抽出されます。
中心となっている成分は酢酸リナリルで、真正ラベンダーの場合、30~50%も含まれています。(引用:itmedia)
ラベンダーってきれいですよね。ラベンダーと言うと富良野のラベンダー畑が思い浮かぶのは私だけでしょうか?きれいだったなあ。
とそれはいいとして、酢酸リナリル(linalyl acetate)はリナロールというアルコールにアセチル基がかかった構造です。リナロールもラベンダーに含まれています。リナロールにはR体とS体つまり右手と左手の関係ですね、アルコールの根元の炭素の立体が異なっている鏡像体が存在します。においって敏感で鼻のセンサーのあるものにこの分子が入り込んで認識し、においを感じさせます。人によって異なるのですが、一般的にR体は樹皮っぽいにおいがして、S体は柑橘系の匂いがするそうですよ。
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外部リンク
香りの化学1