事業化の対象は、天然ガスを加工した液体燃料のGTL(ガス・ツー・リキッド)やDME(ジメチルエーテル)、サトウキビなど植物を使い二酸化炭素(CO2)削減に効果があるバイオマス燃料だ。 (引用:朝日新聞)
GTL(gass to liquid)は天然ガスを液体化して人工的に軽油や石油製品を作り出す技術のことです。現在の原油から精製するよりも窒素酸化物等の含有量が少なく、環境にもクリーンな技術として注目されています。
DME(dimethyl ether)は構造式はCH3-O-CH3で、もっとも小さな分子のエーテル(R-O-R)結合を有するもので、現在はフロンガスの代わりとしても使われています。製造法は一酸化炭素と水素から著説合成する方法、メタノール(CH3OH)からの脱水縮合法などがあります。
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DME (ジメチルエーテル)について
DME(ジメチルエーテル)は Dimethyl Ether の略で、化学式はCH3-O-CH3で示されます。
エーテルとは一般に酸素原子にアルキル基が2個結合したものを言いますが、CH3(メチル基)が2つ(ラテン語で1はモノ、2はジ、3はトリ)結合してますので、ジ・メチル・エーテルとなり、エーテルの仲間の内で最も簡単なエーテルと言えます。
環境にやさしい燃料候補として、最近にわかに注目されだしています。