リチウム電池は小型で大容量だが、一般的に電極に使われている炭素系の材料では、急速充電すると劣化してしまう。新型電池は炭素系材料の代わりに金属系の超微粒子を使い、高い充電性能を初めて実現した。
充放電を1000回繰り返しても、容量が1%しか低下しないなど、寿命が長い利点もあるという。(引用:毎日新聞)
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