[スポンサーリンク]

ケムステニュース

一家に1枚周期表を 理科離れ防止狙い文科省

[スポンサーリンク]

理科離れを食い止めようと、身の周りで使われている元素の用途などについての写真やイラストを盛り込んだユニークな周期表を文部科学省が作り「一家に一枚周期表」と名付けて25日、公開した。
玉尾皓平京都大化学研究所教授らが原案を作成。青色発光ダイオードの材料となるガリウムを信号機の写真で紹介したほか、曇らない鏡の写真で光触媒のチタンを説明。DVD材料のテルル、国産ロケットの燃料の水素など、日本人の発明や最先端の科学技術で活躍する用途をふんだんに盛り込んだ。また、理化学研究所が昨年、日本で初めて発見した新元素「113」も記載している。(引用:京都新聞

 

周期表。すいヘーリーベー・・・・というように覚えましたよね。なんと今年までの理科の中学の教科書には周期表がのっていなかったそうです。ゆとり教育ってすごい。この周期表ダウンロードできるらしいんですが、非常に重いらしいので、文科省にくださいっていえばくれるそうです。⇒一家に1枚周期表
インターネット上にも周期表を公開しているサイトはかなり多く、面白いものもたくさんあります。例えば、周期表の覚え方は面白いごろあわせを紹介し、Periodic TablETRISでは覚えれるのかは微妙だが周期表版テトリスを公開しています。
さらに、WebElementsTM Periodic Tableでは元素の発音が聞ける、Periodic Table of Comic Booksは各元素に対するあるアメリカ漫画の一場面を紹介しています(かなり謎の周期律表。酸素からみてほしいらしいです)
ちなみに、ケムステーションでも簡単なものですが周期表を公開しています。(しんぷる周期表

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4062578050″ locale=”JP” title=”元素111の新知識 第2版増補版 (ブルーバックス)”][amazonjs asin=”4254140789″ locale=”JP” title=”元素大百科事典”]
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 米ファイザーの第2・四半期は特別利益で純利益が増加、売上高は+1…
  2. 114番元素生成の追試に成功
  3. ウクライナ危機で貴ガスの価格が高騰、半導体業界も緊張高まる
  4. 三菱ガス化学と日清ファルマ、コエンザイムQ10の合弁事業を開始
  5. Merck 新しい不眠症治療薬承認申請へ
  6. ノーベル賞親子2代受賞、コーンバーグさんが東大で講演
  7. 第二回触媒科学国際シンポジウム
  8. 万有製薬、つくば研究所を閉鎖

注目情報

ピックアップ記事

  1. ヘリウム (helium; He)
  2. pre-MIBSK ~Dess-Martin試薬と比べ低コスト・安全なアルコール酸化触媒~
  3. アメリカ大学院留学:研究者キャリアとライフイベント
  4. 第48回―「周期表の歴史と哲学」Eric Scerri博士
  5. 第47回ケムステVシンポ「マイクロフローケミストリー」を開催します!
  6. 半導体領域におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用-レジスト材料の探索、CMPの条件最適化編-
  7. ジンケ アルデヒド Zincke Aldehyde
  8. トリフルオロ酢酸パラジウム(II) : Trifluoroacetic Acid Palladium(II) Salt
  9. 化学構造式描画のスタンダードを学ぼう!【基本編】
  10. 独メルク、米シグマアルドリッチを買収

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年4月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

モータータンパク質に匹敵する性能の人工分子モーターをつくる

第640回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所・総合研究大学院大学(飯野グループ)原島崇徳さん…

マーフィー試薬 Marfey reagent

概要Marfey試薬(1-フルオロ-2,4-ジニトロフェニル-5-L-アラニンアミド、略称:FD…

UC Berkeley と Baker Hughes が提携して脱炭素材料研究所を設立

ポイント 今回新たに設立される研究所 Baker Hughes Institute for…

メトキシ基で転位をコントロール!Niduterpenoid Bの全合成

ナザロフ環化に続く二度の環拡大というカスケード反応により、多環式複雑天然物niduterpenoid…

金属酸化物ナノ粒子触媒の「水の酸化反応に対する駆動力」の実験的観測

第639回のスポットライトリサーチは、東京科学大学理学院化学系(前田研究室)の岡崎 めぐみ 助教にお…

【無料ウェビナー】粒子分散の最前線~評価法から処理技術まで徹底解説~(三洋貿易株式会社)

1.ウェビナー概要2025年2月26日から28日までの3日間にわたり開催される三…

第18回日本化学連合シンポジウム「社会実装を実現する化学人材創出における新たな視点」

日本化学連合ではシンポジウムを毎年2回開催しています。そのうち2025年3月4日開催のシンポジウムで…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー