AP通信によると、ビタミンDの摂取と肺ガンの生存率との間に相関関係があることを示す研究成果がこのほど発表された。デビッド・クリスチャーニ・ハーバード大学教授のグループは、マサチューセッツ・ジェネラル病院などの初期肺ガン患者456人を対象に、食事やサプルメント、肺ガン手術の時期について聞き取り調査を行った。その結果、ビタミンDの摂取量が多く、夏に手術した患者の5年生存率が72%だったのに対し、同摂取量が少なく、冬に手術した患者では29%だった。ビタミンDは、皮膚が日光に当たることによって作られることから、手術前後にビタミンDを多く摂取すれば肺ガン生存率を上げられる可能性もあり、今後の研究が注目される。(引用:livedoorニュース)
ビタミンDにはビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(コレカルシフェロール)の二種類があります。構造は非常に類似しており、側鎖の二重結合の有無によって異なります。また、ビタミンD2は食物から、ビタミンD3は体内で生合成されます。各々プロビタミンDという前駆体から紫外線照射により炭素結合が開裂して生成します。
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