大手化学会社の「三井化学」(本社・東京、中西宏幸社長)は二十二、二十三両日、木更津市かずさ鎌足のかずさアカデミアホールで、第二回触媒科学国際シンポジウムを開く。
医薬、農薬など、さまざまな機能を持つ物質や合成法を生み出す触媒に焦点を当て、研究の発展を目指すのが狙い。
二〇〇一年度にノーベル化学賞を受賞した米スクリプス研究所のシャープレス教授、環境に負荷をかけない合成法を研究する九州大の香月勗教授ら、企業や大学などの研究者たちが講演する。
両日とも午前十時開演。入場無料。当日会場で申し込みできる。(引用:東京新聞)
不斉ジヒドロキシル化のSharpless教授、オレフィンメタセシスの権威であるSchrock教授、不斉エポキシ化の香月教授、光触媒の発見者、藤嶋昭氏、不斉触媒の開発を精力的に進めるJacobsen教授、水を溶媒とする有機合成反応の開発で小林修教授等が講演します。非常に著名人ばかりで注目できるシンポジウムです。
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