売上高は薬価ベースで現在の2060億円(薬価ベース)から、早期に3500億円を目指す方針だ。営業体制は、現在のMR1600人体制から将来的には2000人体制に強化する方針としたが、「質の向上を図るのが先決」と話し、当面は生産性の向上に注力する方針を示した。研究開発面では、日米での同時承認を目指し、効率的な体制を構築していく。日本で500億円の売上げを期待してた抗炎症剤「バイオックス」が米国等で市場撤退に追い込まれたため、日本でも開発中止となったが、今年から来年にかけて、男性型脱毛症治療薬のフィナステリドや、国内では”本格的な合剤”となるアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)と降圧利尿剤の合剤「MK-954H」といった新薬の市場投入を目指す。
ケムステニュース
「2010年トップ3を目指す」万有製薬平手社長
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