福井大、電子材料メーカーの大研化学工業(大阪市)と電池メーカーのエナックス(東京)が開発した電池は、縦70センチ、横50センチ、高さ45センチで約200キロ。福井鉄道(福井県武生市)で行った実験では、約16トンの車両を最高時速約40キロで、一度も止まらず約20キロ走らせた。
このリチウムイオン電池は、主な材料に従来のコバルトではなく、粒子を細かく均一にしたマンガンを使ったことが特徴。これにより最大約900アンペアと大きな電流を作り出し、充電も10分程度と、急速な充放電が可能になったという。(引用:
日本経済新聞)
電池で走る列車。すごいですね。数ヶ月前にもこのニュースがあり、実験を行うという話でした。うまくいったようでよかったですね。話は変わりますが、最古の電池ってどんなものかわかりますか?松下電器のゆかいな電池の森にありました。なんと2000年以上前で粘土でできた小さなつぼの内側に薄い銅の筒がはめこまれ、まん中に鉄棒が入っており、つぼの口はアスファルトでふたをしていたそうで、電圧は1.5~2ボルト、電解液にはぶどう酒だと。イラクのホイヤットラブヤ遺跡から発掘されたこの「つぼ型の電池」で、今のように電気を蓄えるものではなく主にめっきに使われていたそうです
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