[スポンサーリンク]

ケムステニュース

危険物取扱者試験の乙種全類 磐田農高生6人が合格

[スポンサーリンク]

1年生からの挑戦実る                             

磐田市中泉の県立磐田農高(井田隆夫校長)の3年生6人がこのほど、危険物取扱者試験の乙種1類から6類まで全類合格を果たした。全類合格は高校生の受験資格範囲内では最高の資格で、同校では一挙に6人が合格する快挙となった。
合格したのは、食品科学科の鶴田悌美さん、傍島智子さん、山本真実さん、生活科学科の秋好美華さん、大澄理恵さん、生産科学科の鈴木皓之さん。6人は1年生のころから1、2種ずつ挑戦し、昨年11月の試験を最後に全類を取得した。
危険物取扱者資格はガソリンや酸化性個体など日常生活や生産活動で使う危険な薬品を取り扱うために必要で、試験では危険物に関する法令や物理学、化学などの知識が求められる。取得者は、ほぼすべての危険物の取り扱いができるという。(引用:静岡新聞)
地元の話なのでつい目が行ってしまいました。私の妹が通っていた高校です。お世辞にも成績がいい子が行くわけではありませんので、この合格はかなり勉強した結果だと思います。おめでとうございます。
ちなみに乙種危険物取扱者国籍、年齢、性別を問わず、誰でも受験できますが、甲種危険物取扱者の試験は制限事項があります。

下記の①②のどちらかを満たせば、国籍、年齢、性別を問わず、誰でも受験できます。また、居住地の制限もなく、いずれの都道府県でも受験できます。

①学校教育法(S22法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校において化学に関する学科若しくは課程を修め卒業したもの。又はこれと同等の学力を有すると都道府県知事が認定したもの。

②乙種免状の交付を受けた後、2年以上の実務試験を有するもの。

とありますが、大学生は化学系の大学で化学の単位を15単位以上取れば受験することができます。

私は昔、この単位申請して受験しました。あんまり単位とってなかったんで、ぎりぎりでしたが(苦笑)

関連リンク

危険物取扱者

関連書籍

 

 


乙四危険物取扱者―最新必出問題と重点解説

 

本試験でらくに実力が発揮できる実戦版。解答の急所がよくわかる徹底要点解説つき。

 


甲種危険物取扱者―最新必出問題と重点解説

 

本試験でらくに実力が発揮できる実戦版。解答の急所がよくわかる徹底要点解説つき。

 


らくらく合格!国家・資格試験 甲種危険物取扱者 最新版

 

甲種危険物取扱者になるための試験の受け方をはじめ、試験に必要な知識、物理学や化学、危険物の性質等についての要点解説と基本問題・解説、法令についても基本問題・解説を載せた。


ユーキャンの危険物取扱者通信講座

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ダイセルよりサステナブルな素材に関する開発成果と包括的連携が発表…
  2. 酢酸エチルの高騰が止まらず。供給逼迫により購入制限も?
  3. メタボ薬開発に道、脂肪合成妨げる化合物発見 京大など
  4. 産総研、バイオから環境まで応用可能な新しい質量分析技術の開発に成…
  5. 周期表を超えて~超原子の合成~
  6. トヨタ、世界初「省ネオジム耐熱磁石」開発
  7. 2006年度ノーベル化学賞-スタンフォード大コンバーク教授に授与…
  8. 植物改良の薬開発 金大・染井教授 根を伸ばす薬剤や、落果防止のも…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 宇部興産、オランダDSM社と「キラル技術」で提携
  2. メタロペプチド触媒を用いるFc領域選択的な抗体修飾法
  3. 有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~
  4. 第八回 ユニークな触媒で鏡像体をつくり分けるー林民生教授
  5. ラボでのスケールアップ検討と晶析・攪拌でのトラブル対応策【終了】
  6. 脱芳香化反応を利用したヒンクデンチンAの不斉全合成
  7. 産学官若手交流会(さんわか)第19回ワークショップ のご案内
  8. 布施 新一郎 Shinichiro Fuse
  9. クリーギー グリコール酸化開裂 Criegee Glycol Oxidative Cleavage
  10. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり ⑦:「はん蔵」でラクラク捺印の巻

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

注目情報

最新記事

次世代の二次元物質 “遷移金属ダイカルコゲナイド”

ムーアの法則の限界と二次元半導体現代の半導体デバイス産業では、作製時の低コスト化や動作速度向上、…

日本化学連合シンポジウム 「海」- 化学はどこに向かうのか –

日本化学連合では、継続性のあるシリーズ型のシンポジウムの開催を企画していくことに…

【スポットライトリサーチ】汎用金属粉を使ってアンモニアが合成できたはなし

Tshozoです。 今回はおなじみ、東京大学大学院 西林研究室からの研究成果紹介(第652回スポ…

第11回 野依フォーラム若手育成塾

野依フォーラム若手育成塾について野依フォーラム若手育成塾では、国際企業に通用するリーダー…

第12回慶應有機化学若手シンポジウム

概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大学理工学部・…

新たな有用活性天然物はどのように見つけてくるのか~新規抗真菌剤mandimycinの発見~

こんにちは!熊葛です.天然物は複雑な構造と有用な活性を有することから多くの化学者を魅了し,創薬に貢献…

創薬懇話会2025 in 大津

日時2025年6月19日(木)~6月20日(金)宿泊型セミナー会場ホテル…

理研の研究者が考える未来のバイオ技術とは?

bergです。昨今、環境問題や資源問題の関心の高まりから人工酵素や微生物を利用した化学合成やバイオテ…

水を含み湿度に応答するラメラ構造ポリマー材料の開発

第651回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院工学研究科(大内研究室)の堀池優貴 さんにお願い…

第57回有機金属若手の会 夏の学校

案内:今年度も、有機金属若手の会夏の学校を2泊3日の合宿形式で開催します。有機金…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー