東北大が昨年10月に設けた「ユニバーシティ・プロフェッサー」の第1号。
ゼワイル氏は、光でさえ1ミリも進めない数百兆分の1秒の間に進む化学反応をレーザー光を使って観察、「フェムト(1フェムトは1000兆分の1)秒化学」と呼ぶ分野を切り開いた。 (引用:読売新聞)
1秒で地球を7周できる光でも、1000兆分の1秒(1フェムト秒)では1μmも進めません。この間隔のパルスをつかって分子を観察すると、その間隔での分子の運動を見ることができます。また、このような短い間隔でパルスを出す技術は超高速通信へと応用も可能です。
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■技術解説 フェムト秒テクノロジーってなあに?
フェムト秒とは時間の単位で、1000兆分の1秒を表わします。光は1秒間に地球を7周半しますが、その光が1フェムト秒間に進む距離はわずか0.3ミクロン。これはウイルス、CDのピット幅、トランジスタのゲート長のスケールです。
■ナノ、ピコ、フェムト、アト…見えてきた超短時間の世界
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現代物理を科学技術の基礎をなすものという観点から、膨大な現代物理の体系をできるだけ簡潔に、しかし数学的な厳密さに妥協することなく統一的に記述する。