三菱化学<4010>は13日、代表的な合成繊維のナイロン原料となるカプロラクタムの外販事業の中長期的な収益改善が見込めないとして、2005年3月末で同事業から撤退すると発表した。撤退に伴い、黒崎営業所(北九州市)のカプロラクタム2系列(年産11万トン)のうち、1系列(同5万トン)の稼働率を2005年4月から縮小、同年9月末に製造を停止するとしている。
また、同営業所で製造しているシクロヘキサノン(カプロラクタムの中間原料)はウレタン原料や電子材料用特殊用材として今後、需要が期待されることから、生産量を維持、国内やアジアへの拡販を目指すとしている。(引用:ライブドアニュース)
カプロラクタムやめちゃうんですね。カプロラクタムというとナイロン6の原料でシクロヘキサノンのBeckmann転位 で合成します。
高校でも習う?バルク化合物の生産中止はなんとなくさびしい気がしますね。