CO2を発生しない自然エネルギー、燃料電池の研究が道内でも進んでいます。厚田村では、民間企業と北大が風力で燃料電池を作る実験を始めました。
石狩管内の厚田村にある風力発電機です。釧路の民間企業と北大が、風力発電で燃料電池を作る、国内初の実験を始めています。これが、実験で作られている燃料電池です。燃料電池は、水素と空気中の酸素を化学反応させて、CO2を発生させずに電気。そして、熱を生み出します。燃料電池の原料のうち、水素は主に、天然ガスから取り出していました。この場合は、ガス代がかかります。しかし、風力の場合、一度、装置が出来れば、コストはかかりません。実験ではまず、風車で電気を作り、バッテリーに蓄電します。そこから、電気分解させて、水素を取り出し、燃料電池を作るのです。
(引用: 札幌テレビ)
風力で電気を作ってそれを燃料電池にためる。非常に面白い試みですね。作った燃料電池は2005年ごろには製品化されるらしいです。
風力発電機はよくみますよね。日本では安定した風、具体的に平均風速6m/secぐらいある北海道や秋田、沖縄などで稼動しているようです。
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