スウェーデンのカロリンスカ医科大学は4日、今年のノーベル医学生理学賞を、米コロンビア大のリチャード・アクセル教授(58)と、米フレッド・ハッチンソンがん研究センターのリンダ・バック博士(57)に贈ると発表した。においのセンサーである受容体の遺伝子を突き止め、動物の嗅覚(きゅうかく)システムを解明したことが評価された。賞金は1000万クローナ(約1億5000万円)で、両氏で折半する。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。(引用: 朝日新聞 )
1991年にマウスゲノムから1000 個を超える嗅覚受容体遺伝子ファミリーが発見される。その後10 年,哺乳類を中心に嗅覚受容体による嗅覚物質の認識や,脳へのシグナル伝達の仕組みが急速に解明されたことが受賞理由のようだ。化学賞はどうなることやら。
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