リチャード・A・ラーナー (Richard A. Lerner、1938年8月28日-2021年12月3日)は、アメリカの化学者である。スクリプス研究所 初代研究所長(写真:EurekAlert! )。
経歴
1964 Stanford Medical School M.D.取得
19xx Scripps Clinic and Research Foundation 博士研究員
19xx Wistar Institute
19xx Research Institute Research Clinic
1991-2012 米国スクリプス研究所 所長
2012- Skaggs Instiute of Chemical Biology
受賞歴
1978 Parke-Davis Award
1990 San Marino Prize
1994 ウルフ賞(化学部門)
1996 California Scientist Award
2002 University of California Presidental Medal
2012 アストゥリアス皇太子賞
研究概要
触媒抗体(Catalytic Antibody)の開発
特定の化学反応の遷移状態を模した人工小分子(ハプテン)を動物に投与して創製した抗体は、標的反応の遷移状態を認識=触媒として働き得る。このような生体由来の人工触媒を触媒抗体(Catalytic Antibody)とよび、LernerはPeter Schultzとともに、その開発者として知られる。
コメント&その他
1. 世界最高の私設研究機関の一つ、スクリプス研究所の創設に携わった一人。初代研究所長を務めた。
名言集
関連動画
関連文献
関連リンク
- Richard Lerner – Wikipedia
- スクリプス研究所の発展の秘密─世界最高の研究所はこうして創られた!
- ‘I’m basically still a lab rat’ (Nature News) Lerner所長へのインタビュー