小松紘一(こまつ こういち、1962年5月24日-)は、日本の有機化学者である。京都大学名誉教授(写真:京都大学化研)。
経歴
1966 京都大学 卒業
1968 京都大学大学院 修士課程修了
1971 京都大学大学院 博士課程修了
1971 京都大学工学部 石油化学科 助手
1974-1976 ウィスコンシン大学 博士研究員(R. West教授)
1984 京都大学工学部 講師
1989 京都大学工学部 助教授
1993 京都大学化学研究所 助教授
1995 京都大学化学研究所 教授
2006 京都大学定年退職、京都大学 名誉教授
2006 福井工業大学 教授
受賞歴
1998 日本化学会学術賞
2002 アレキサンダー・フォン・フンボルト賞
2005 BCSJ Article Award
2006 日本化学会賞
研究概要
フラーレンC60の分子手術法の開発
有機合成的手法によってフラーレンに穴をあけ、分子を詰め、また閉じるという分子手術法(Molecular Surgery)[1] は、偶然に頼った既存の内包フラーレン合成法に比べ、何倍もの効率・純度で望む内包フラーレンを得ることができます。
名言集
関連動画
関連文献
[1] Komatsu, K.; Murata, M.; Murata, Y.Science 2005, 307, 238.
関連書籍
外部リンク
- 続・フラーレンの話 (有機化学美術館)
- フラーレンの新世界 (有機化学美術館)
- 水素をフラーレンに閉じ込める (有機化学美術館)