[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

フィリップ・イートン Phillip E. Eaton

[スポンサーリンク]

フィリップ・E・イートン(Phillip E. Eaton、1936年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学者である(写真:Universityo of Chicago)。米シカゴ大学教授。

経歴

1957 プリンストン大学 卒業
1961 ハーバード大学 博士号取得
1960-1962 カリフォルニア大学バークリー校
1962- シカゴ大学教授

 

受賞歴

1963-1969 アルフレッド・スローン賞
1975 Rohm and Haas Research Award
1985 Alexander von Humboldt Prize
1988 French Speaking Universities of Switzerland Lectureship
1990 National Science Council Distinguished Lecturer, Republic of China
1995 Alan Berman Research Publication Award
1997 アーサー・C・コープスカラー賞
1999 Yamada Award

 

研究概要

歪構造を持つ炭化水素および高エネルギー化合物の合成

立方体構造を持つ炭化水素化合物キュバン(cubane)[1]、およびそれを基本骨格とする超高性能爆薬オクタニトロキュバン(ONC)の合成[2]は、歴史的な業績である。

 

cubane.gif

名言集

 

関連動画

 

コメント&その他

 

関連文献

  1. Eaton, P. E.; Cole, T. W., Jr. J. Am. Chem. Soc. 1964, 86, 3157. DOI: 10.1021/ja01069a041
  2. Zhang, M.-X.; Eaton, P. E.; Gilardi, R. Angew. Chem., Int. Ed. 2000, 39, 401. [abstract]

関連書籍

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. リック・ダンハイザー Rick L. Danheiser
  2. 宮坂 力 Tsutomu Miyasaka
  3. 山本明夫 Akio Yamamoto
  4. 中村 正治 Masaharu Nakamura
  5. パット・ブラウン Patrick O. Brown
  6. イリヤ・プリゴジン Ilya Prigogine
  7. 藤田 誠 Makoto Fujita
  8. 黒田チカ Chika Kuroda

注目情報

ピックアップ記事

  1. やせ薬「塩酸フェンフルラミン」サヨウナラ
  2. 高機能・高性能シリコーン材料創製の鍵となるシロキサン結合のワンポット形成
  3. 有機EL、寿命3万時間 京セラ開発、18年春に量産開始
  4. 2019年ケムステ人気記事ランキング
  5. 交響曲第6番「炭素物語」
  6. 抗結核薬R207910の不斉合成
  7. インターネットを活用した英語の勉強法
  8. 韮山反射炉
  9. ファンケルの身近な健康に関する研究開発
  10. 即戦力のコンパクトFTIR:IRSpirit

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

植物由来アルカロイドライブラリーから新たな不斉有機触媒の発見

第632回のスポットライトリサーチは、千葉大学大学院医学薬学府(中分子化学研究室)博士課程後期3年の…

MEDCHEM NEWS 33-4 号「創薬人育成事業の活動報告」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化する化学」を開催します!

第49回ケムステVシンポの会告を致します。2年前(32回)・昨年(41回)に引き続き、今年も…

【日産化学】新卒採用情報(2026卒)

―研究で未来を創る。こんな世界にしたいと理想の姿を描き、実現のために必要なものをうみだす。…

硫黄と別れてもリンカーが束縛する!曲がったπ共役分子の構築

紫外光による脱硫反応を利用することで、本来は平面であるはずのペリレンビスイミド骨格を歪ませることに成…

有機合成化学協会誌2024年11月号:英文特集号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年11月号がオンライン公開されています。…

小型でも妥協なし!幅広い化合物をサチレーションフリーのELSDで検出

UV吸収のない化合物を精製する際、一定量でフラクションをすべて収集し、TLCで呈色試…

第48回ケムステVシンポ「ペプチド創薬のフロントランナーズ」を開催します!

いよいよ本年もあと僅かとなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。冬…

3つのラジカルを自由自在!アルケンのアリール–アルキル化反応

アルケンの位置選択的なアリール–アルキル化反応が報告された。ラジカルソーティングを用いた三種類のラジ…

【日産化学 26卒/Zoomウェビナー配信!】START your ChemiSTORY あなたの化学をさがす 研究職限定 キャリアマッチングLIVE

3日間で10領域の研究職社員がプレゼンテーション!日産化学の全研究領域を公開する、研…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP