[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

京都賞―受賞化学者一覧

[スポンサーリンク]

京都賞(Kyoto Prize)とは、科学や技術、文化において著しい貢献をした人々に与えられる国際賞。先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門に分かれ、各部門につき毎年一人ずつ授与される。賞金は5000万円。稲盛和夫(元京セラ会長)によって設立された、稲盛財団によって主催される。

 

化学者として受賞しているのは以下の通り。

2015 國武 豊喜(合成二分子膜の発見による分子組織化学の創出と材料科学分野への先駆的貢献)
2009 赤崎勇 (青色発光ダイオード開発における先駆的研究)
2007 井口洋夫 (有機分子エレクトロニクスへの先駆的・根幹的貢献)
2003 George M. Whitesides (有機分子の自己組織化法の展開によるナノ材料科学への貢献)
1999 W. David Kingery (セラミクス化学の体系化)
1998 Kurt Wuthrich (核磁気共鳴による生体高分子の構造解析)
1995 George William Gray (液晶材料科学の基礎を創り、その体系化を行う)
1991 Michael Szwarc (リビング重合の発見)
1987 Morris Cohen (金属材料における相変態や組織と性質の関連性)

 

関連リンク

 

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ジョン・ハートウィグ John F. Hartwig
  2. アレクサンダー・リッチ Alexander Rich
  3. 秋山隆彦 Takahiko Akiyama
  4. カルロス・バーバス Carlos F. Barbas III
  5. ランディ・シェックマン Randy Schekman
  6. 高橋 雅英 Takahashi Masahide
  7. 小松紘一 Koichi Komatsu
  8. 和田 猛 Takeshi Wada

注目情報

ピックアップ記事

  1. カルボプラチン /carboplatin
  2. アメリカで Ph.D. を取る –エッセイを書くの巻– (前編)
  3. 複雑化合物合成にも適用可能なC-H酸化反応
  4. 2016年2月の注目化学書籍
  5. 有機化学を俯瞰する –古代ギリシャ哲学から分子説の誕生まで–【前編】
  6. α‐リポ酸の脂肪蓄積抑制作用を高める効果を実証
  7. ジョン・フレシェ Jean M. J. Frechet
  8. 「超分子」でナノホース合成 人工毛細血管に道
  9. Bayer Material Scienceの分離独立が語るもの
  10. 新世代鎮痛剤の販売継続を 米政府諮問委が勧告

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

Host-Guest相互作用を利用した世界初の自己修復材料”WIZARDシリーズ”

昨今、脱炭素社会への実現に向け、石油原料を主に使用している樹脂に対し、メンテナンス性の軽減や材料の長…

有機合成化学協会誌2025年4月号:リングサイズ発散・プベルル酸・イナミド・第5族遷移金属アルキリデン錯体・強発光性白金錯体

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年4月号がオンラインで公開されています!…

第57回若手ペプチド夏の勉強会

日時2025年8月3日(日)~8月5日(火) 合宿型勉強会会場三…

人工光合成の方法で有機合成反応を実現

第653回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 学際統合物質科学研究機構 野依特別研究室 (斎藤研…

乙卯研究所 2025年度下期 研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

次世代の二次元物質 遷移金属ダイカルコゲナイド

ムーアの法則の限界と二次元半導体現代の半導体デバイス産業では、作製時の低コスト化や動作速度向上、…

日本化学連合シンポジウム 「海」- 化学はどこに向かうのか –

日本化学連合では、継続性のあるシリーズ型のシンポジウムの開催を企画していくことに…

【スポットライトリサーチ】汎用金属粉を使ってアンモニアが合成できたはなし

Tshozoです。 今回はおなじみ、東京大学大学院 西林研究室からの研究成果紹介(第652回スポ…

第11回 野依フォーラム若手育成塾

野依フォーラム若手育成塾について野依フォーラム若手育成塾では、国際企業に通用するリーダー…

第12回慶應有機化学若手シンポジウム

概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大学理工学部・…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー