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アンディ・マイヤース Andrew G. Myers

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アンドリュー・G・マイヤース (Andrew G. Myers、19xx年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学者である(写真:Myers Research Group)。米ハーバード大学教授。

経歴

1986 カリフォルニア工科大学 助教授
1991 カリフォルニア工科大学 准教授
1994 カリフォルニア工科大学 教授
1998 ハーバード大学 教授

Tetraphase PharmaceuticalsのFounderでもある。

 

受賞歴

1989 Eli Lilly Grantee Award
1989 NSF Presidential Young Investigator Award
1990 David and Lucile Packard Fellowship
1990 ICI Excellence in Chemistry Award
1990 Camille and Henry Dreyfus Teacher-Scholar Award
1990 Camille and Henry Dreyfus Teacher-Scholar Award
1991 American Cyanamid Young Faculty Award in Organic Chemistry
1992 Pfizer Research Awards in Synthetic Organic Chemistry
1993 Arthur C. Cope Scholar Award
1998 Thieme-IUPAC Award in Synthetic Organic Chemistry
2002 ACS Award for Creative Work in Synthetic Organic Chemistry
2002 Novartis Chemistry Lectureship Award

 

研究概要

抗生物質の効率的全合成

既存法よりも圧倒的に効率の高いテトラサイクリンの合成法を開発[1]。この技術をつかってベンチャー企業Tetraphaseを立ち上げ、より強力な抗生物質創製に向けて研究を継続しています(関連記事:テトラサイクリン類の全合成)。

tetracycline_7

 

その他にも、コルチスタチン類やトリオキサカルシンA類などの全合成を達成している[2,3]

収束的な合成法によりマクロライド系抗生物質への実用的な完全合成ルートを確立した[4]。

論文[2]より引用

関連文献

  1. (a) M. G. Charest, C. D. Lerner, J. D. Brubaker, D. R. Siegel, A. G. Myers Science 2005308, 395. DOI; 10.1126/science.1109755 (b) G. Charest, D. R. Siegel, and A. G. Myers , J. Am. Chem. Soc2005, 127, 8292. DOI; 10.1021/ja052151d 
  2. Flyer, A. N.; Si, C.; Myers, A. G. Nature Chemistry 2010, 2, 886. DOI: 10.1038/nchem.794
  3. Magauer, T.; Smaltz, D. J.; Myers, A. G. Nature Chemistry 2013, 5, 886. DOI: 10.1038/nchem.1746
  4. Seiple, I. B.; Zhang, Z.; Jakubec, P.; Langlois-Mercier, A.; Wright, P. M.; Hog, D. T.; Yabu, K.; Allu, S. R.; Fukuzaki, T.; Carlsen, P. N.; Kitamura, Y.; Zhou, X.; Condakes, M. L.; Szczypiński, F. T.; Green, W. D.; Myers, A. G. Nature 2016, 533, 338. DOI: 10.1038/nature17967

外部リンク

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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